大阪府大阪狭山市池之原

2023年04月20日


西日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 ”アースダム”とはため池のこと?
狭山池を治水ダムに。(ダム便覧 2021から)
  日本最古のダム形式のため池である狭山池を治水ダムとして改良。
平成の改修といわれる。 貯水池の池底を約3m掘削し、堤体を約1m嵩上げ。
洪水調整機能を備えた均一型アースダムに生まれ変わった。
狭山池は日本最古のダムといわれる。(ダム便覧 2021から)
  狭山池は、「古事記」や「日本書紀」にも記述がみられるという古い潅漑用の
ため池。 発掘調査により発見された東樋(ひがしひ)の木製樋管(コウヤマキ)に
ついて、年輪年代測定法により伐採年代を測定したところ、616年との結果が
得られたことなどから、狭山池の築造は7世紀前半とする説が、現在有力。
  東樋は、大阪府立狭山池博物館に展示されている。
水調整機能を備えた均一型アースダムに生まれ変わった。

狭山池ダムウォーキング
さやまいけダムウォーキング
Road Map :阪和自動車道を美原南ICで下りて市街道路を南下する。
Route Map:狭山池周囲に数ヶ所の無料駐車場在り。
周回距離:3.3km(途中狭山池博物館に寄る。)
周回時間:1時間01分(途中狭山池博物館に寄る。)

”狭山池ダム”は大阪府の南部にあります。
”副池オアシス公園”
  今回、車を停めた駐車場は ”副池オアシス公園”に隣接しており、狭山池の周回を終えた時点で
シームレスに ”副池オアシス公園”を散策する。
周回するには左岸側は団地内を歩くことになるので、左岸側の西新町公園を通って戻ることにする。
周回距離:1.4km。
周回時間:24分。
副池オアシス公園
”副池”の駐車場を起点に左周りで狭山池を周回する。
後に散策を予定している ”副池”側の無料駐車場に車を停める。
周辺の無料駐車場はサクラの開花が終わる4月15日までは
混雑するので閉鎖されていた。
駐車場から府道26号線を渡り、周回遊歩道に入る。
周回遊歩道に入り ”狭山池”の北の橋から ”狭山池”の全容を見る。
目の前の浮島?は ”龍神社”らしい。
立派過ぎる遊歩道を全体の流れに沿って左周りに歩き始める。
この右側は ”バタフライ・ガーデン” 蝶の森らしい。
遊歩道は1本だけでは無く、この辺りには3本が伸びていた。
”狭山池ダム”に関する説明板がなく、これが半円形の洪水吐と長大な洪水吐の様である。
これが半円形の洪水吐(正式名称は判らない)らしい。
長大な洪水吐からの排水路。
2本の排水路はこの先で1本に合流している。
半円形の洪水吐からの排水路。
小さな建屋の役割は不明。
こんな長大な洪水吐を見るのは初めてである。
結局、洪水吐全体を指して ”狭山池ダム”と呼んでいるのか?
洪水吐を見送って遊歩道を南に進む。
この長大な洪水吐がオーバーフローする所を見てみたい。
狭山池に流れ込む小さな川から見た対岸の高級マンション群?
狭山池に流れ込む ”西除川”には府道202号線と
遊歩道のそれぞれに橋が架かっていた。
右側にあるのは無料駐車場。 桜並木の花はすっかり終わっている。
狭山池の最南端 ”西除川”に架かる橋を渡る。
”西除川”からは僅かながら川水が流れ込んでいた。
春霞の天気ながら陽射しが強くなって来たので木陰を歩く。
この辺りは ”干潟”と呼ばれている所だろうか?
右岸遊歩道に入って行く。
対岸の左岸側には長大な洪水吐が見えた。
洪水吐をズームで見る。
隣接する ”さやか公園”には遊具とグランドがあった。
前方に展望台の様なものが見え始めた。
展望台の様な桟橋には東屋も立っていた。
古風な感じの取水塔を見る。
桟橋は洪水吐を見学出来る様に作られていたのか?
複雑な構造の洪水吐を見る。
どうも屋上側から入館しようとしている見たいで迷子になる。
屋上はプールの様に水が流れていた。
ダムカードを発行しているのは ”狭山池博物館”なので、
GPSの電波が途切れてしまうが、仕方なく館内に入る。
この屋上の水溜まりは何が目的なのか・・・
屋上は迷路の様になっており、道標も無かったので本気で迷子になる。
館内をウロウロしてロビーに辿り着き、ダムカードを頂けた。
せっかくなので館内の展示物の写真を1枚だけ撮っておく。
”狭山池博物館”に入る。
駐車場の横が ”副池オアシス公園”の入口となっていた。
”P”マークの位置に駐車した。
”副池”の左岸側が緑地公園として整備されしっかりした遊歩道が伸びていた。
狭い緑地の周回遊歩道。
小さなわんどは ”ビオトープ”となっていた。
人工小川だろうか?
そこそこのお歳と思われる御老人が第二の
”あいみょん”を目指して弾き語りをされていた。
初夏には楽しそうな ”ビオトープ”が沢山整備されていた。
御近所さんの散歩道としては最高なのだろう。
雰囲気の良い池辺り道路として遊歩道が続いていた。
水の流れの池で水が汚いのはしょうがないか!
小川?、わんど?に架かる橋。
対岸に迫る住宅地がなければ周回路が出来たろうに。
土手の上には ”西新町公園”が見えている。
そろそろ、遊歩道の終点が見えて来た。
Uターンする様に公園への地道に入って行く。
市道に出て、ここで遊歩道は終わる。
引返しは同じ道を歩くことになるので ”西新町公園”に行ってみる。
この鉄塔がお散歩爺さんが言っていた ”吊橋”の様だ。
”西新町公園”には僅かの遊具と大きな鉄塔があった。
吊橋に入って見ると単なる横断歩道橋だったので、直ぐに引返す。
畑道を通り駐車場に行き返す。
大阪府下に無料駐車場は殆ど無い!
  が認識であったが、狭山池の周囲には沢山の無料駐車場があった。 これにはびっくりであった。
整備された狭山池公園
  狭山池は全体を公園として整備され、近隣住民の憩いの場としてよく整備されていた。 狭山池を周回してダムに関する記述がまったくないのには驚いた。
ダムとしての大きな堰堤が無いのがその一因か?
本日のダム巡り
  滝畑ダム ⇒ 狭山池ダム ⇒ 大門ダム
本日頂いた狭山池ダムのダムカード。