鳥取県鳥取市国府町美歎

2022年06月11日


日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 ”美歎”と書いて”みたに”と読むらしい。
ロケ地候補詳細のHPから
  昭和53年閉業した旧水道施設。 ダムは日本初のコンクリートダム建設に従事した佐野藤次郎の設計で、建設されてから100年以上その形を保っている。平成4年(1992年)に水道施設としての機能は完全に廃止されたが、現在も貯水ダムは砂防堰堤として稼働中。平成19年(2007年)に国の重要文化財に指定。
美歎ダム
  ここでは美歎ダムの陰は薄く、国の重要文化財に指定されている旧美歎水源地がメインになっている様であった。 見学路(遊歩道)には見学するべき物は何も無く、よく整備されている道が取り柄であった。
本日の鳥取県のダム巡り
  百谷ダム → 美歎ダム → 殿ダム佐治川ダム、山王滝
美歎水源池周回
  ネット検索で美歎ダムを調べても旧美歎水源施設が強調され、ダムのことは殆ど何も書かれていない。 解説を見ても何がどうなっているのか判らないので、現地に行って自分の目で確認するしかないが、自分の目で見ても歴史的な背景は判らなかった。 詳細は展示室に入ると音声ガイダンスが聞ける様だ。
みたにすげんいけしゅうかい
Road Map :県道31号線の万葉歴史館入口交差点で北方向に伸びる
            農道に入ると道沿いに駐車場がある。
Route Map:水源池遊歩道を左周りに周回する。
水源地周回距離:3.5km
水源地周回時間:1時間01分

旧美歎水源地の管理事務所? ここでダムカードを頂けた。
水道水の濾過プールと言うのは判るが、機能は理解出来ていないまま終える。
舗装道路を歩いて ”旧美歎水源地水道施設”に戻って来た。
ダムの右岸側を通り過ぎて、ダムの下流側を見る。
遊歩道はダムの右岸側に続く。
美歎ダムをズームで見る。 取水塔が印象的だ。
周回遊歩道から対岸にダムが見える地点に出た。 これで周回路の半分を消化したのか?
林の中に休息所の東屋が建っていたが、東屋からの展望はゼロ状態だった。
幾ら歴史があるとは言え、何故にこの堰が需要文化財になるのか?
観光で訪れた物をがっかりさせるだけであろう。
この案内板も先ほどの案内板と同じで、
重要文化財としての堰が紹介されていた。
次の小さな沢に架かる橋の横にも重要文化財の案内板があった。
美歎川に沿って遊歩道は続く。
これが ”重要文化財”の ”大の堰”であった。
こんな堰ならどこの田んぼにもあるではないか。
これが見学路のゆえんか?
”重要文化財”と書かれた案内板があったので、
興味深く見て見ると・・・
最奥の美歎川に架かる古びた橋が出て来た。
遊歩道に戻り、車も走れる砂利道を更に進んで行く。
散策地図には見学路となっていたが、
今の所、見学する様な物は何も出て来ていない。
天気が悪いのが残念であるが、綺麗な湖面を見ることが出来た。
樹木が茂り、ダムは半分少ししか見えなかった。 後に対岸の道路を歩くことになる。
船下し道を少し歩くと湖岸(池縁)に出たが、ダムは見えるのか?
この手の案内は大体が信用出来ないが・・・
左周りに見学路(遊歩道)を進んで行くと、船下し道の
分岐があったので、池の方へ下りてみる。
橋桁の様な丸い遺構は昔の取水塔らしい。
ダム内側から見ても、まったくの砂防ダムであった。
天端は複雑な形状をしており、通行出来ても歩行出来る構造にはなっていなかった。
ダムの堰堤横に立っていたダム池周囲の見学路案内図。
北が右を向いているので要注意。 地図は画像をクリックすれば拡大します。
ダム下から少し引き返してダム上部への坂道を上る。
ダムの上部に着くが、ダムの天端は複雑な
形状をして立入禁止となっていた。
近代的なダムとは程遠い砂防堰堤的な原始的なダムであった。
奥には ”美歎ダム”が見えており、川沿いに歩くとダムの下流部へ、
坂道を上るとダムの堰堤横に行けそうであり、まずはダムの下へ行ってみる。
建屋も濾過池も綺麗な状態なので、重要文化財としてメンテされているのだろう。
これが国の重要文化財に指定されている旧美歎水源地水道施設で、
昔はここで水を濾過していたらしい。
美歎水源地の周囲には見学路と称した遊歩道が整備されていた。
美歎ダム
みたにダム
本日、頂いた ”美歎ダム”のダムカード。