島根県安来市広瀬町布部

2023年05月16日


西日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 地図を見てダム湖周回を1時間の見積もりであったが、実際には2時間掛かってしまった。
布部ダム (しまね観光ナビのHPから抜粋)
  昭和39年(1964)4月から、飯梨川総合開発事業として、布部地内における飯梨川と東比田川の合流点に建設されたダムです。 高さ55.9m、堤の頂上の長さ190m、容積は12万5,200?、事業費は16億2,000万円(当時)です。
昭和43年(1968)3月に完工しました。
  このダムは多目的で、洪水調節、発電、用水に利用されています。
発電は、第一発電所で最大出力毎時3,000kw、第二発電所では1,400kw、
第三発電所では250kwを発電し、安来をはじめとする工業地区に送電します。
布部ダム湖(白椿湖)周回
  ダムを見学してダムカードを頂くより、周回出来るダム湖なら歩いて周回したいの目的の方が主となっている。 なのでダムの構造とかサイズとかは殆ど気にしていない。
本日の島根県東部のダム巡り
  布部ダム ⇒ 山佐ダム三成ダム尾原ダム
布部ダム湖周回
  事前に布部ダム湖(白椿湖)に周回路があって1周することが出来るのか調べたが、その手の資料はまったく無かった。 地図には遊歩道的な道が記されているので、1周出来る物と信じて挑戦した。
  地図を見て1時間もあれば1周出来るだろうの見積もりであったが、実際には2時間近く掛かってしまった。
Road Map :山陰道を易来ICで下りてR432を飯梨川沿いに南進する。
Route Map:ダム湖を周回出来るのかは不明であったが、1周することが出来た。

本日、頂いた ”布部ダム”のダムカード。
”布部ダム”は松江市から北方向に伸びるR432沿いにあります。
白椿湖
ふべダムこしゅうかい
結果として布部ダム湖を大きく周回することが出来たが、
林道跡は荒廃しており流水で抉られている所も2個所あった。
駐車場から最初に見た ”布部ダム”の堰堤正面。
天端の左岸側入口にあったダム管理所。
まだ8時前なのでガムカードはダム湖周回を終えてから貰いに行く。
ダム見学者用の小さな駐車場は左岸下流側にあった。
ダム湖の対岸には ”東屋風”の建屋が見えた。
展望台なのか? あそこまで行くことが出来るのか?
天端は車の通行は可であったが、離合は出来ない狭さであり、
右岸側に渡ってもそう長くは道は続いていない様であった。
早く吊橋を渡りてたくて、今日は左周りにダム湖を周回することにした。
直ぐに国道から吊橋が見える様になった。
歩道な無いR432歩きは大型トラックも通るので怖い感じがした。
吊橋には ”白椿大橋”の名が付いているらしい。 想像より立派で大きかった。
この吊橋が通れないと、今回のダム湖周回が成り立たない。
この吊橋の先には立派なレジャーランドがあることを想像したのだが・・・
吊橋入口には何の注意書きは無かったが、
歩行者と自転車は通れる様であった。
全長128mの吊橋は揺れることは無くしっかりしていた。
吊橋の上からダム湖の上流側を見る。 上流は ”飯梨川”に続いている。
同じく吊橋の上から下流側の国道を見る。
ログハウス風の建屋は ”野だたらと椿の里”と呼ばれている観光施設らしい。
吊橋を渡り切って振り返り見る。
対岸(中ノ島)に渡ってから振り返り見た吊橋の橋脚部。
ここから先が ”中ノ島公園”のエリアらしく、
舗装された遊歩道が続いていた。
案内板は無かったが、小高い丘に歩いて行くと
ダムから見えていた ”展望東屋”があった。
”展望東屋”からは正面にダム管理所が見えたが、
ダムの堰堤は見えなかった。
湖岸側に下りる遊歩道があったので、湖岸沿いに歩けるのかと
下って行くが、直ぐにメインの舗装遊歩道に戻ってしまった。
メインの遊歩道に戻り、緩やかに登って行く。
脇道に入ると直ぐに立入禁止の柵が出て来た。
柵を乗り越えて進入しても良かったのだが、
草生した道の状態で取止めた。
案内板のある脇道が出て来た。 展望の森に行きたくて脇道に入る。
小山の反対側にも ”展望の森”への道があったが、
同じく通行禁止となっていた。
舗装されていた遊歩道は未舗装の林道跡になって来た。
林道跡に一部開けた所があり、正面にダム事務所と布部ダムの堰堤を望むことが出来た。
再び地道の林道跡となり、草を掻き分けて前に進む。
自分がどこを歩いているのか判らずに引返しも考え始めた。
再び舗装された林道跡となったが・・・
周りの雰囲気とまったくマッチしない綺麗な花が咲いていた。
ネット検索によると ”ヤマボウシ”らしい。
倒木があったが、ここは倒木の下を潜ることが出来た。
ダム湖の見えない道が続き、自位置が判らず、
本当に周回出来るのか不安になってくる。
流水により林道の半分が削られていた。
林道の半分は残っていたので通り抜けることが出来た。
次は林道を全て削り取られた個所に出た。
落っこちない様に薮扱きで迂回する。
始めて右側からの分岐があるT字路に出会った。
右側への林道跡は ”白椿原木”の道らしく、
多分、山歩きになっているのだろう。
ダム湖のわんどに沿って歩いている様であった。
林道跡を緩やかに下り続けて行くと、左手にダム湖が
見える様になって来た。 ここまでの道順は合っていたのだった。
唯一目標としていたUターン橋に出くわす。 これでダム湖を一周することが出来る。
”椿谷橋”から見た上流側には渓谷がある様な
雰囲気では無かったが・・・
Uターン橋は ”椿谷橋”で、ここまで車が入っている様だった。
”椿谷橋”の上流に ”川奥渓谷”があると書かれていたので、
行ってみたかったが、ここまで時間が掛かり過ぎたので割愛した。
ダム湖に下る脇道は最近ダム関係者が草刈りしたとこで、
綺麗な道となっていた。
右岸側の湖岸道路を歩いていると、ダム湖に下る道があったが進入
禁止となっていた。 そこにダム関係者が車でパトロールに来たので、
この道に入らせろ! と直談判するとOKが出た。
ダム湖に下ると最高の展望地であり、正面にダム管理所が望めた。
ダムの天端の右岸側端に戻って来た。
車の通れる右岸道をダムに戻って行く。
ダムの天端に入り、改めて布部ダム見学をする。
ダムの天端から見た南方向上流側。 観光案内では ”中ノ島”と呼んでいるが島では無い。
吐出口からの放水が無いのが残念であった。
この後、ダム下流側まで車で行ってみた。
ダムの下流部直近まで車で行くことが出来たが、大きな樹木が
邪魔をしてダム堰堤の全面を写真に収めることが出来なかった。
ネットで見付けた ”布部ダム”の航空写真(ドロン撮影かも)。
車で布部ダムの下流側に行く。