岡山県岡山市中区沖元

2022年06月24日


日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 正式にはダムの部類には入らないのであろうが、貴重な水門を見せて貰った。
百間川河口水門 (旭川放水路事業のHPから)
昭和水門
  昭和9年の室戸台風による大洪水を契機に、百間川に流入する計画高水流量を1,000m3/sから2,000m3/sに変更した。 計画高水流量は、戦後の経済事情から昭和36年に1,200m3/sに変更したが、旧排水樋門では流下能力が不足するため、昭和38年から新たな河口水門の改修を行い、5年の歳月を経て昭和43年に完成した。 この昭和の河口水門は、全長138mに6基のゲートを有し、20m×6mの鋼製ローラーゲートを1分間に30cm巻き上げる構造となっている。
平成水門
  流域内における市街化の進展等による治水安全度の向上の必要性から、平成4年に百間川への分流量を2,000m3/s(河口では2,450m3/s)とした。併せて、流下能力が不足する河口水門の東側に新たな河口水門を増築することとし、平成27年に水門増築事業が完了した。増築水門のゲート形式は、「耐震性」「経済性」「景観性」を考慮して、ライジングセクターゲート(ゲートを回転して開閉する構造)としている。ゲートは幅約33.4m、高さ約6.9mで、ライジングセクターゲートとしては、国内最大級。
百間川 昭和水門、平成水門
  新旧、2つの水門を一度に見ることが出来た。 特に平成水門は初めて見る
構造の回転ドラム式ゲートであり、知らないで見ると何なのか判らないと思う。  ダムを訪れた際はダム湖の周回ウォーキングを基本としているが、百間川の
上流の橋までは2.7kmの距離があり、炎天下で5.4kmのウォーキングは
辛そうなので割愛した。
本日の岡山県のダム巡り
  八塔寺川ダム坂根堰 → 百間川昭和水門、平成水門
昭和水門、平成水門
  河口の水門までがダムカード発行の対象になっていたのが驚き。
水門の天端道路は車1台分の道路幅しか無いのに、一方通行になっておらず、対岸の車の動きを見ながら、進むか待つかを決める必要があった。昭和水門と平成水門の間に公園駐車場がある。
Road Map :R2の百間川橋から百間川を河口まで南下する。
Route Map:駐車場から散策することなく凌駕に水門を見ることが
            出来た。 車で人工島まで移動して沖合から水門を見る。

百間川河口水門
しょうわすいもん、へいせいすいもん
水門の付近に駐車地があるのか心配したが、昭和水門と平成水門の間に
広い駐車場と展望広場があった。 展望広場に水門に関する詳しい説明板が
あったが読む気にはなれなかった
昭和水門と平成水門の間にあった展望広場と駐車場。
後ろに見えているのが回転式の平成水門である。
芝生広場は児島湾への展望地になっており、石の彫刻が並んでいた。
掲示板には長々と水門の歴史、背景が書かれていたが、添付図と
掲示写真だけを頂いた。
水門の歴史であろうが、明治から始まるのには付いて行けない。
掲示板の添付写真だけで全ては済んでしまう。
”平成水門”は始めて見る構造で、ゲートが回転して開け閉めする方式となっていた。
ゲートが回転して開け閉めする構造が何となく判った。
公園側(海側)から見た ”昭和水門”は一般的で構造であった。
水門に併設されている道路は車1台分の道路幅しか無いのに、一方通行になっておらず、
信号機も無いので、前方から車が来ていないことを確認してから通行することになる。
水門から上流の百問川河口を見る。
上流にある橋までは片道2.8kmの距離があり、炎天下でこれを周回する気にはなれなかった。
沖合から水門を見る為に新岡山港FTがある人口島に車で移動する。
車で対岸の人口島にある市民の森公園に移動して、ここから水門を眺める。
市民の森は対岸ではあるが、水門の正面から見ることは出来なかった。
対岸から見た ”昭和水門”。
同じく対岸から見た ”平成水門”。 知らないでこれを見ると ”水門”だとは気が付かないだろう。
本日、頂いた百間川の ”昭和水門”と ”平成水門”のダムカード。