福井県坂井市三国町梶
『日本の海岸、湖』 日本三景の松島には行ったことがないが、越前松島は太刀打ち出来ないと思った。
福井県観光情報ＨＰから
かの松島に負けるとも劣らない、北陸の「越前松島」。東尋坊から北東へ続く海岸線沿いの静かな漁村の間に、雄大な岩場が姿を見せます。あたり一帯は、美しい小島が点在。石橋で岩山を登山できるコース、また海食洞遺跡探訪ができるコースなど、さまざまな奇岩・洞窟などの海岸美が楽しめます。
越前松島
宮城県の本家 ”松島”に行ったことがないので、偉そうなことは言えないが、松島の名を付けられると、それなりに期待してしまう。 なのでがっかり度は大きかった。
急ぎ帰路に付く
今日はシルバーウィークの中日であり、多くの方がレジャーに出掛けており、高速道が混む恐れがあるので、まだ行きたいところは沢山あるが、早く帰路に付くことにした。
渋滞が少ないであろう舞鶴若狭道で帰ったのは正解で渋滞することはなかった。
今回の越前海岸散策
荒磯遊歩道〜東尋坊 → 荒磯遊歩道〜雄島周回 → 越前松島。
越前松島
”雄島”から二の浜海岸遊歩道を歩いて ”越前松島”まで行く手もあったが、今日は時間の制限もあったので、車で ”越前松島水族館”に移動することにした。
所が ”越前松島水族館”の無料駐車場が大混雑しており、１時間後の整理券を渡された。 そんなに待っている時間的な余裕が無いので、適当な場所の無料駐車場を探す。
少し遠くであったが、”丸岡藩砲台跡”の駐車場が無料であった。
えちぜんまつしま
Road Map ：”雄島”から県道７号線を東進すれば ”越前松島水族館”の無料駐車場がある。
Route Map：混雑で水族館の駐車場に入れなかったので、丸岡藩砲台跡の駐車場に車を停める。
越前松島散策時間：県道歩きを含めて１時間４０分
越前松島水族館の無料駐車場は満車で入れず、他に無料駐車場を見付けたが、少し遠過ぎた。
他にも車を停められる所はあったと思うが、丸岡藩砲台跡遊歩道入口にあった駐車場に車を停める。
ここからなら遊歩道で越前松島まで行けるかも知れないと思ったのが甘かった。
海岸沿いに遊歩道が伸びていたが、砲台跡の表示がなく、通り過ぎてしまった。
遊歩道は集落で終わり、その後は県道を歩く様になってしまった。の
漁港を挟んで対面に ”越前松島”が見えていた。
県道から小高い丘を越えると ”越前松島”に着いた。 遊歩道が見えて期待したのであったが・・・
この手の物に興味は無いが、散策途中にあれば見ることにしたい。
水族館の敷地とは鉄条網で仕切られており、立入が出来ない様になっていた。
”飛島”は水族館側の敷地内にあったが、橋は通行禁止になっている様だった。
磯岩と言うか、小島と言うか、間には遊歩道の橋が整備されていたが、通行止めの注意書きが見えた。
通常、老朽化による通行止めなら自己責任で遠慮なく立ち入るのであるが、
ここは有名観光地なので、立ち入りたい気持ちを抑えた。
通行可能な遊歩道を進んでみるが、”松島”と言う程の景観には出合えなかった。
深い海蝕洞に ”観音菩薩”が祀られている様であった。
海蝕洞の最奥に祀られた ”観音菩薩”
島の特定はし難いが、正面の島は ”材木岩”だと思う。
通行止めを突破して釣りをしている若い２人組が居た。
小さくても島名が付いているのに、これには ”材木岩”の名前が付いていた。
こちらの遊歩道も通行止めになっていたので引き返す。 全てが柱状節理で構成されていた。
通行止め遊歩道に戻って来る。 通行止め突破は止めて、今日は大人しく引き返す。
全体を見て ”松島”を語る資格は無い様に思えた。
浅い海蝕洞に祀られた ”観音堂”
”越前松島”は宮城県の本家 ”松島”に負けるとも劣らない。
と書かれているが、絶対に大きく劣っていると思う。
このアングルが、”越前松島”が一番良く見える位置かも知れない。
ちょっとがっかりで ”越前松島”を終える。
駐車場には車が沢山増えていた。 全て、水族館の
無料駐車場に入れなかった連中かも知れない。
県道を歩いて、駐車地に戻る。
