兵庫県赤穂市御崎町

2020年05月07日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 瀬戸内海の海水は綺麗になっており、昔の汚染された海水ではなくなっていた。
ウィキペディアから
  御崎(みさき)は、兵庫県赤穂市御崎に属し、瀬戸内海(播磨灘北西部)に面する岬。
瀬戸内海国立公園の区域。 日本百景の一つ。「恋人の聖地プロジェクト」により選定さ
れたデートスポット。
  海岸線に奇岩や節理等の崖と磯が続く変化に富む岬で、沖に家島諸島や小豆島を望める景勝の地である。 その海岸線に沿って遊歩道が整備されており、沿道には「大石名残の松」や伊和都比売神社、一目5千本といわれる桜の林がある。
・千種川河口東方に立地し、主として流紋岩質凝灰岩と流紋岩から成る小半島の南端。
・半島の山頂に赤穂御崎灯台、沖合いの御前岩に赤穂灯標がある。 西側一帯はかつて
  赤穂塩(天塩)の採れる塩田であった。 現在は赤穂海浜公園となっている。
・赤穂御崎温泉のエリアには保養所や旅館が並ぶ。
赤穂御崎海岸遊歩道
  これで、昔潜った先の見えない透明度の海が払拭されたが、水の透明度は日本海にまったく敵わない。 海岸線からの景観も家島諸島、小豆島が望めるものの、日本海から比べると、単調ではあった。
この後は兵庫県で最も低い ”唐船山”(標高19m)に登る?
赤穂御崎海岸
あこうみさきかいがん
Road Map :R250から千種川左岸側を南下する。
Route Map:レストラン銀波荘(赤穂市立御崎レストハウス)から始まる遊歩道を南下する。
遊歩道:35分、周回時間:1時間15分(御崎灯台を含む)

日本百景
赤穂御崎の海岸には苦い思い出がある。
  20歳の頃、スキューバーの社内クラブでのライセンス取得講習会が赤穂御崎の海岸で行われたが、その当時は瀬戸内海が一番汚染されていた時期であり、御崎の海も一寸先も見えない程に汚れており、透明度は日本海と比べ物にならなかった。 それ以来、赤穂の海は汚い! との記憶が頭にこびり付いてしまい、2度と赤穂の海に行く事は無かった。
御崎周辺の道路沿いには3ヶ所以上の大きな無料駐車場がある。
兵庫で1億年前の巨大カルデラが見つかる。
「赤穂コールドロン」と命名

  産業技術総合研究所が兵庫県赤穂市の地質調査を
実施し、後期白亜紀(1億50万年前〜6600万年前)に、
火山活動でできたくぼ地の「カルデラ」が複数あったことが判明した。
最初にあった展望台駐車場が海岸遊歩道の始まり地点であった。
コロナウィルスの影響で閉店している ”赤穂市立御崎レストハウス” この中に ”レストラン銀波荘”がある。
ここにも大きな無料駐車場があり、この右側から海岸遊歩道が始まる。
高台にあるレストハウスから整備された遊歩道で海岸線へ下りて行く。
途中にあった休憩ベンチからは、家島諸島が望めた。
海岸遊歩道に下りて、確認の為に左側に進んでみると直ぐに終点となっていた。
終点の岩を乗り越えた先は歩ける様な状態ではなかった。
遊歩道終点個所から、南側に伸びる遊歩道を見る。 しっかりと整備された遊歩道が続いていた。
遊歩道からは終始、家島諸島が一望出来た。 中央、山の一番高いのが ”家島本島”である。
背の高い岩礁が ”ライオン岩”らしいが、ライオンの面影はまったく無かった。
岬を廻ると大塚海岸の ”東福浦海水浴場”に出た。 立派なトイレもあり、この直ぐ近くまで車で来れる様だ。
海岸は捨て石で整備されており、子供が泳げる海水浴場には見えなかった。
遊歩道は海面から近いので、満潮で南風が吹けば波を被りそうである。
今は干潮と満潮の中間の時間帯で北風が吹いていた。
遊歩道で道標を見たのはこれだけだった。
次の岬を廻ると、目の前に ”小豆島”の展望が広がった。
”福浦海水浴場”の周辺には温泉旅館、リゾートホテルが立ち並び、一大観光地化されていた。
遊歩道のコンクリートにこの様なプレートが埋め込まれていた。 コールドロンとは何ぞや? 初めて聞く言葉であったので興味津々である。
岩の割れ目にマグマが貫通して出来た岩脈らしい。
赤茶色い部分がマグマの痕跡らしいが、こんなの地質学に興味がある者だけが面白いだけで、一般的にはどうでも良い話しである。
日本海と違い、瀬戸内は荒波も少ないであろうから、遊歩道も痛むことが無いのだろう。
振り返り ”福浦海水浴場”を見る。
数少ない岩礁帯。
海岸遊歩道はこの先で終わりとなる。 ”畳岩”周辺は綺麗な日の出が見られる有名スポットらしい。
”畳岩”の向こうには ”小豆島”が構えている。 その昔、伊和都比売神社は ”畳岩”の上に建っていたとか。
県道に出て、地元民に ”赤穂御崎灯台”への道を尋ねると、
”呑海楼”の旅館に行く道が近道と教えてくれた。
信仰心が無いので ”伊和都比売神社”(いわつひめじんじゃ)には立ち寄らな
かった。 参道が海岸下まで伸びていたが、急峻なので立入禁止となっていた。
灯台の立つ高台へ続く管理道。
県道からは眼下に先程歩いていた海岸遊歩道が望めた。
八角形の白亜の灯台と言う感じで、中々のべっぴんさんだった。
山道を奥へ進んで行くと、海浜公園の一郭を見ることが出来た。
灯台付近からの大展望に期待して来てみたが、
樹木が背高くり展望は得られなかった。
県道を歩いて戻って行く途中に ”福浦園地”があったので寄ってみる。
広い無料駐車場の奥は展望地になっており、ここからも海岸遊歩道に下りる道が付いていた。
少し下にあった展望台東屋には家島諸島の説明板があった。
これには載っていない ”加島”を始め、鞍掛島、男鹿島、家島本島、坊勢島には行ったことがある。
福浦園地付近の散策地図。