兵庫県赤穂郡上郡町金出地谷

2022年02月24日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 鞍居湖だけの周回で良いのに、水辺公園から歩いてしまい、余分な労力を使ってしまった。
2018年3月19日発行の神戸新聞ネットニュースから抜粋
  兵庫県が千種川の支流、鞍居川に建設した金出地(かなじ)ダム(上郡町金出地)の完成記念ウオークが18日、同ダム周辺であった。 播磨地域や、愛知、三重県などのダムファンら約240人が
自然豊かな約6キロを歩いた。 県は1990年度に事業を開始。
見直しによる休止・再開後、本体は2012年に着工し、16年に完成した。 今後、周辺道路の一部の工事と水位を高める安全確認を経て事業は完了する。 総事業費は173億円。高さ62m、長さ184mで、総貯水量は470万立方メートル。 県管理の西播磨のダムでは、引原ダム(宍粟市)に次ぐ貯水量で、通常時の面積は甲子園球場の3〜4倍になるという。 記念ウオークは、地元の鞍居地区ふるさと村づくり協議会が主催した。
鞍居湖、金出地ダム
  4年前に完成したダムとは初めて知ったが、ダム湖である鞍居湖を周回するウォーキングには最適なダム湖と感じた。 季節が良くなれば市ヶ成渓谷をリベンジしてみたいが、何度かシカの鳴き声を聞いたので、4月以降にはヤマビルが出るかも知れない。
今日のダム湖巡り
  本宮湖、安室ダム →  鞍居湖、金出地ダム → 長谷川、長谷ダム
鞍居湖一周ウォーキング
  最近はダム湖を歩く目的が健康推進からダムカードのゲットに代
わって来てしまった。 今回も上郡町周辺の3ヶ所のダムカードが
光都土木事務所で貰えることを知り、近隣3ヶ所のダム湖を巡ることにした。 鞍居湖周囲の湖岸道の完成は4年前であり、出来立ての気持ちの良い道路であった。 特に空中遊歩道の様な2つ橋が感激ものであった。
くらいこ
Road Map :播磨自動車道を播磨新宮ICで下りて県道28号線を
            西進すると鞍居湖に突き当たる。
Route Map:ダム下側の水辺公園からダム堰堤に登り、ダム堰堤から
            左周りに鞍居湖周回道路を歩く。
周回距離:約5km(市ヶ成渓谷への寄り道含む)
周回時間:1時間49分(寄り道を含む)

金出地ダム
  (かなじダム)
GPS軌跡地図
  鞍居湖の周回も、いつも通りにGPSでの軌跡を取ったが、ベース
となるカシミールの地図が古くて、金出地ダムが完成する前の鞍居湖
の無い時の地形図で、GPS軌跡は空を飛んでいる状態になってしま
った。 GPSデータを国土地理院の地図に載せれば良いのであるが、
そのやり方を知らないので、国土地理院の地図にGPSの軌跡を手書
きで書き込むことにした。
これは予定ではなかったが、水辺公園に車を停めて荒れた遊歩道?を
ダム堰堤に上がり、左周りで鞍居湖の外周路をウォーキングする。
まずは ”金出地ダム”の下流側にある ”水辺公園”に行ってみる。
冬の ”水辺公園”は枯れ原で何も無く、寂しい風景であった。
”水辺公園”の一郭にある観光用 ”水車”。
ベターとした塗り壁状態の ”金出地ダム”。
渇水期なので水は少し流れている程度であった。
ダム側から ”水辺公園”を見る。
踏み跡を見付けてしまった。 ダム堰堤に上る遊歩道であろうか?
踏み跡の反対側に道標も立っていた。 車でダム堰堤の駐車場に
行く予定であったが、踏み跡を追うことにした。
上方に湖岸道路が見えて来た。
ダム堰堤に出れるのは間違いなさそうだ。
ヒノキ林の中、落ち葉で隠れた踏み跡を追って行く。
無事、ダム堰堤の西端に出ることが出来たが、
ここまで車で来た方が良かったかも。
湖岸道路に着くとフェンスに囲われてしまっていた。 フェンスの
一郭が簡単に開けることが出来、無事に道路側に出ることが出来た。
”金出地ダム”を見ていると下方から虫の様な物が舞い上がって来た。
え? と思ったが、晴天から吹雪となっていたのであった。
車で走ることが出来る ”金出地ダム”の堰堤道路を西端から東端に抜けて行く。
ダム堰堤の中央部から先程まで立っていた ”水辺公園”側を見る。
同じく、ダム堰堤中央部から ”鞍居湖”を見る。
これから歩く東側の湖岸道路が確認出来た。
湖岸道路を左周りで周回する予定なので、湖岸道路を北方向に進ま
なければならないのに、道路は反対方向の南向きにしかなかった。
ダム堰堤の東端からは、北向きの道路が無いのだ。
本当のヘヤーピンカーブ部には各種の道標が立っていた。
しかも、ここからの東側湖岸道路は一方通行となっていた。
大きく遠回りして、ここでUターンして、
緩やかに登りながら北側に進んで行く。
緩やかに登りながらダム堰堤方向に進んで行く。
歩行者用のショートカット階段が欲しいところであった。
先程の南向きの道路の数段上側に湖岸道路が通っていた。
ダム堰堤横を通り過ぎて、振り返り ”金出地ダム”を見る。
ダム堰堤の横を通過して行く。
前方に ”本宮湖”で見たのと同様の敷石で整備された一郭が見えた。
これの用途は最後まで判らなかった。
更に ”金出地ダム”から離れて行く。
”池ノ内橋”に差掛かる。
単なる橋ではなく、展望台を兼ねた天空遊歩道と言えるだろう。
”池ノ内橋”から ”鞍居湖”の奥部を見る。 対岸の道路が複雑に交差していた。
”池ノ内橋”はまだ前方まで伸びている。
やっと ”池ノ内橋”が終わり、振り返り長かった橋を見る。
先程見えていた護岸整備された湖岸。
どうせ何も無いだろうから、湖岸には下りなかった。
振り返り ”金出地ダム”を見ると、まだほとんど離れていなかった。
突然来た吹雪は知らぬ間に終わり、晴れ間となって来た。
”おちふじはし”で道路幅は更に狭くなり、一方通行が納得出来た。
”おちふじはし”に差掛かる。 漢字名が判らない。
対岸に見える西岸道路は上下に伸びており、下側がこれから通る道だと思われる。
”おちふじはし”は ”池ノ内橋”より高い地点を通っており、
こちらも展望遊歩道となっていた。
”鞍居湖”周回の最奥となる ”九本松橋”が見えて来た。
”九本松展望台”へ登るかどうかは、考えながら歩いて行く。
しかし、センスのない色に塗ったものだ。
天気が目まぐるしく変わり、再び吹雪になってきた。
錆びた色に見える2つの橋は4年前に出来たはずなので、
錆びた色ではないはずだ。
脇道に入り ”九本松展望台”の登山口まで行ってみる。
”市ヶ成橋”を渡った所に道標があった。
直ぐに ”九本松展望台”への登山口に着いたが、雪がまだ降り
続いているので先に ”市ヶ成渓谷”へ行ってみることにした。
”市ヶ成渓谷”へは沢に向かて下って行くと遊歩道が整備されていた。
沢に降り立つが、渓谷感は見られなかった。
落葉が厚く積もり、最近誰も歩いていない様な遊歩道を下って行く。
渓谷感を求めて上流側に進んで行く。
こんな状態の沢で終わってしまうのか?
中々、渓谷風にならないので、ここで引返すことにした。
素朴な丸太橋で対岸に渡る。
きつい階段道を戻り、登山口に戻ると雪は止んでいたが、
”展望台”に登るのはパスすることにした。
全てが中途半端となり、湖岸道路に戻る。
吹雪だったのがウソの様に晴れて来た。
”市ヶ成橋”とは相似形の ”九本松橋”。
”鞍居湖”の最奥となる ”九本松橋”を渡る。
”九本松橋”から ”鞍居湖”の北端を見る。 この上流が ”鞍居川”となる。
”九本松橋”の南側には ”金出地ダム”も見えていた。
先程歩いて来た ”おちふじはし”が見えた。 まさに遊歩道展望台である。
橋を渡った三叉路に立っていた道標には ”渓流親水公園”まで
800mとなっており、往復は辛いので、後ほど車で行くことにする。
”九本松橋”を西端に渡った地点にあった ”鞍居湖”の石碑。
橋の下には沢が流れており、滝音が聞こえないか
耳を澄ませたが、滝音は聞こえなかった。
何の変哲もない ”小滝橋”を渡る。
振り返り ”九本松展望台”のある山を見ると、左端に地図には無い橋が出来ていた。
あの橋が通れるのであれば ”展望台”から道路歩きで ”鞍居湖”に戻れることになる。
何の変哲もない ”杉ノ尾橋”は高い位置に通っており、
対岸への展望が良かった。
”杉ノ尾橋”を渡る。
”杉ノ尾橋”から見た東湖岸道の ”池ノ内橋”を見る。 見事な展望遊歩道になっている。
”金出地ダム”が近付いて来た。
”池ノ内橋”の一郭に、新たな橋の建設準備だろと
思われる地点があった。
2回の吹雪がウソの様に晴れて来た。
周回最後の ”大山田橋”を渡る。
大きくカーブした ”大山田橋”。
ダムの堰堤横の駐車場にあった ”金出地ダム”の石碑。
”金出地ダム公園”の駐車場に戻って来る。
”金出地ダム公園”に立っていた観光簡易地図は、各名称が詳しく書かれており、非常に役だった。
最後に ”金出地ダム”を眺めて遊歩道?を下る。
フェンスの秘密?の扉を開けて、荒れた遊歩道に入る。
無駄だった道を下り、”水辺公園”に戻る。
約5km、1時間40分にて ”水辺公園”に戻り、”鞍居湖一周ウォーキング”を終える。