鳥取県日野郡江府町大字助沢
『日本の海岸、湖』 ダムはロックフィルダムで魅力は薄かったが、遠景に大山、烏ヶ山が望めたのが感動的だった。
水辺遍路さんのHPから抜粋
「さがりかや」ダムと読む。
ロックフィルダムが堰く農業用貯水池。ここで取水された水は40kmもの地下導水路によって名山・大山を越えた先の大山町の農地に送水されている。 大山町にも農業用ダムや溜め池が点在しているが、それだけでは不足だったようだ。
アクセス路は二車線国道で快適。 日野川から貯水池の方へと上っていくドライブの途上、大山の見晴らしが素晴らしい休憩スポットがあった。 そこの案内板の素晴らしいイラストマップにも下蚊屋ダムが描かれており、水源や供給先との位置関係がよく分かる。
下蚊屋ダム湖周回
下蚊屋ダムとは下蚊屋集落から来ているものと思われるが ”さがりかや”とは
普通読めないし意味も判らんわな!
色々な記憶が無くなって行くお年頃ではあるが、大山、烏ヶ山はシルエットを
一目見るだけで、色々な記憶が蘇って来た。 大山の”剣ヶ峰”では今年の9月にも滑落死亡者を出しており、初心者を連れて登ったのは無謀だったのかも知れない。
本日の鳥取県西部のダム巡り
下蚊屋ダム ⇒ 菅沢ダム ⇒ 賀祥ダム ⇒ 朝鍋ダム ⇒ 東郷ダム
下蚊屋ダム湖周回
地元、兵庫県の有名ダムならそこそこ知っていたが、鳥取県のダムなんぞ知る由が無かったが、いざ訪れて見ると山歩きを通じて近くまで来ているダムが多かった。
さがりかやダム
Road Map :米子道を蒜山ICで下りてR482を西進すると内海峠
を過ぎた国道沿いに下蚊屋ダムがある。
Route Map:ダム湖の外周路を左周りに散歩する。 だった!
周回距離:6.1km(道間違いで遠回りとなる)
周回時間:1時間26分(道間違いで遠回りとなる)
遠回りとなる道間違えで1時間26分のウォーキングを終える。
ダム管理所は土日祝日は休みで、ダムカードは郵送します。
と書いてあったが、筆記具を持っていなかった。
最初に激しい放水が見られた小屋は ”発電所”だったんだ。
駐車場付近まで戻って来た。
ダムの直近にも展望東屋があった。 紅葉は進んでいる様であるが、まだ鮮やかさがなかった。
駐車場には樹木が茂り、得られたダムへの展望はこの程度。
ダム見学者用だろうか? 広い駐車場があった。
”箸建橋”から見た ”下蚊屋ダム湖”の全景。
”箸建橋”から見たわんど?、沢?。
水鳥が驚いて飛んで逃げて行った。
大体の湖岸道路は樹木が茂り、展望が悪いものであるが、
いつも橋の上からの展望は得られている。
時間と共に天気が良くなり、写真写りも良くなって来た。
直線的な国道歩きでは短時間で下蚊屋ダム湖に戻って来た。
国道で標高500mとは、朝が寒かったはずである。
先程から気になっていた山のシルエットは標高1,100mの展望最高の
”三平山”に間違いなさそうだ。 酷い二日酔いで登った記憶がある。
国道482号線に出た。 後は下蚊屋ダムに戻るだけだ。
Uターン橋から坂道を登って国道に向かう。
左遠方の山のシルエットが気になり出した。
この沢は下蚊屋ダム湖に流入している ”俣野川”に間違いなさそうだ。
Uターン橋となってしまった橋名を記録しておく。
この橋は本来のUターン橋では無く、
道間違いの結果でのUターン橋となる。
下蚊屋の集落まで下って来た。
”大山展望所”から下って行く。 見えた高架橋は国道だろうか?
訳の判らないまま道路を歩いていると ”大山展望所”がある高台に
着いた。 眼下に県道483号線が見え、湖岸道路を歩いているはずが、
何故にこんな高台に出てしまったのか? これは道間違いでしかない。
舗装路はT字路となり、左に曲がる。
まだ道間違いには気付いていない。
更に広い道路に突き当り、左へ曲がる。
道間違いでは? の雰囲気にはなって来た。
太陽は薄雲に隠れているので、山には直射日光が当たっていないが、
この後、直射日光が当たり出すとガスが上って来て山々はガスで覆われてしまった。
舗装された広い道は田んぼのど真ん中に出てしまった。
正面に一目で判る懐かしの ”大山”と ”烏ヶ山”がばっちり見えた。
舗装路はダム湖から離れ出し、ダム湖はまったく見えなくなって
しまった。 途中にダム湖側への左折路があったが、余りにも細い道
だったので見送ってしまったが、これが道間違いになってしまった。
左岸路は所々からダム湖が見える綺麗な舗装路が続く。
逆光を避けると写真の見栄えがごろっと変わる。
カメラが逆光に弱いのか? カメラマンの腕が悪いのか。 相当にレタッチしても写りはこの程度。
右側はわんどであり、左側は本流の ”保野川”に続く。
ダム展望広場からダム堰堤全体、ダム管理所、巨大な吐水口を見る。
お洒落な休憩東屋のモミジは紅葉が進んでいた。
ダム堰堤の左岸には広い駐車場とダム展望の広場があった。
車が走れるしっかりした天端を左岸に向けて進んで行く。
天端からダムの下流側を見る。 ロックフィルダムなので石積み以外は何も無い。
下蚊屋ダム湖の全体を見るが、太陽はひつじ雲に隠れ、逆光と相まって酷い写真になってしまった。
肉眼ではもっと綺麗にはっきりと見えていた。
右岸側から天端と下蚊屋ダム湖を見る。 何度か台風が来ているが、未だ水位は低いままだ。
ダムの右岸端にあった巨大な排水路。 一滴の水も流れていなかった。
排水路の下流側を見る。 先程見た青い屋根の小屋の下から、
激しい放水がされていた。 ダムの構造がまったく判らない。
天端の右岸入口は車止めされていたが、通行禁止の看板は見当たらなかった。
太陽は天高く上がっているが、秋のひつじ雲に隠れて写真としては太陽光が不足気味であった。
下蚊屋ダムのダム見学者用駐車場から、高級分譲住宅の様なお洒落なダム管理所を見る。
ダム堰堤の右岸側にあった大きな放水路には
残念ながら一滴の水も流れていなかった。
放水路の横に立っていた何がしかのダム管理小屋の下側からは大きな
水音と共に激しい放水がされていた。 ダムの構造がよく判らない。
下蚊屋ダムの下流側に車で行ってロックフィルのダムを見上げる。
太陽がひつじ雲に隠されてしまい、大きな石積みとしか見えないダムの様相であった。
左岸路は地図を見て周回出来ることを確認していたが、歩き掛けた細い道を
キャンセルしてしまい、結果、遠回りの道を周回することになってしまった。
下蚊屋ダム湖の周回を始める。
<懐かしの大山、烏ヶ山登山>
大山には6回登っており、その内の4回は安全登山の最高峰 ”弥山”であるが、後の2回は入山禁止の最高峰である ”剣ヶ峰”へ初心者を連れて登っている。 今年の9月にも剣ヶ峰からの滑落死亡者を出している。 崖崩れで入山禁止の ”烏ヶ山”には2回登っており、山頂付近に崖崩れ箇所はあったが、特に危険個所はなかった。