鳥取県鳥取市佐治町尾際

2022年09月11日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 滝見道の崩落はネットで知っていたが、湖岸遊歩道の通行止は知らなかった。
佐治川ダム(水辺遍路さんのHPから)
  岡山と鳥取の県境の峠近く、交通量の少ない国道沿いにあり、気持ちいいドライブがてら立ち寄れるダム湖。 湖岸の国道沿いに二ヶ所、駐車場がある。
インレット側にはトイレも。 重力コンクリート式の堰体はダムマニアを喜ばせる変わった構造をもっているが、ダムサイト横からのアングルではその構造が分からない。 ダム好き定番ショットはダム下から。 ダムサイトの案内版にはインレット側に「魚釣場」と記されている場所もあった。
佐治川ダム湖、山王滝
  多くのダムはダム湖の周回だけで終わってしまい面白味に欠けるが、佐治川ダムの様にオプションで滝見が付いて来ると面白い。
本日の鳥取県ダム巡り
  百谷ダム美歎ダム殿ダム ⇒ 佐治川ダム、山王滝
佐治川ダム湖周回
  今日は鳥取県にある4つのダム巡りを予定しており、その内、3つのダム湖は鳥取市街、日本海に近い位置にあったが、佐治川ダムは遠く離れており、岡山県との県境に近い場所にあった。 県境の辰巳峠を越えると恩原湖がある。
さじがわダムこしゅうかい
Road Map :R482を岡山県境の辰巳峠に向かって走ると途中にダムがある。
Route Map:湖岸遊歩道を左周りに歩き、山王滝への滝見道を往復する。
周回距離:4.1km(滝見道往復を含む)
周回時間:1時間47分(滝見道往復を含む)

山王滝(落差15m)
湖岸遊歩道、滝見道は通行止でしたが、自己責任で歩かせて頂きました。
ダム湖周回と滝見を含めて1時間47分の歩きで佐治川ダムを終える。
車に戻った後は再度、ダム管理所に行って2種類のダムカードを頂く。
同じ写真ばかり撮ってしまう。
”名馬湖”の読みは、この橋の名所で判った。
水の少ない ”佐治川ダム湖”(名馬湖)は、天気もあるが貧乏臭く見えた。
一瞬晴れたのでズームで ”佐治川ダム”を撮る。
”佐治川ダム”が見える地点まで戻って来た。
”たんぽり荘”からの道路から、国道482号線に出る。
味気無い一般道歩きでダムへ戻って行く。
今日は日曜日であるが、施設への来場者は少ない様に思えた。
何の施設か知らないが、”たんぽり荘”の玄関側で出る。
ここからは一般舗装道路歩きとなる。
橋を渡った地点に立っていた周辺の散策地図。 冒険コースにはトロッコ軌道跡もあるらしい。
橋の右岸側にもしっかりした通行止ゲートが出されていた。
キャンプ客も滝見には行けないのだ。
同じく橋の上から下流側を見ると、チビッ子達が川遊びを楽しんでいた。
遊歩道の橋から山王谷の上流側を見る。 この奥に ”山王滝”があるのだろう。
”山王谷”からの大きな沢であるが、沢の名前が判らない。
遊歩道の橋を渡れば、キャンプ場に入って行く。
湖岸遊歩道に戻って来た。
靴の中に水が入ったまま、残り半分を歩き通す必要がある。
久し振りに透明度の高い綺麗な沢水を見ることが出来た。
一帯は山王谷と名付けられている渓谷の下流部分である。
これが沢に入り写真を撮った落差15mの段瀑である ”山王滝”
水量が多い分、迫力があったが、好みとしてはイマイチであった。
通常、滝見にはスパイク長靴を履いて行くのであるが、今日はウォー
キングが主体なのでトレッキングシューズで来てしまった。 滝を見ず
して追われないので、思いっ切って靴のまま沢に入って滝見する。
沢側に廻っても滝の全容が見えなかった。
大きな岩を乗り越す為にくさりが張ってあったが、取付きが垂直の濡れた壁であり、
登山靴でもないので、ここは安全を見てくさり場は割愛することにした。
立入禁止区域でケガをする訳にはいかない。
沢に降り立つと正面に大きな岩があり ”山王滝”がまったく見えない。
下から見て右側に廻り込み、沢に降り立つ。
よくあることであるが、加齢の分、滑り落ちるのが怖かった。
崩落個所からは ”山王滝”が見えたが、生憎と樹木に隠れてしまい、
滝を見たとは言い難い状態であり、沢まで下りることにした。
沢に下りる階段道が崩落しており、崩落面を下るにも
ザレた土なので滑ってしまう。
滝見東屋が出て来たが、ここからは滝はまったく見えなかった。
沢に向かって緩やかに下って行く。
崩落個所はどこにあるのだろう? ここまでは順調に歩けている。
小さな道標がある地点で上りは終わり、ここから下りに転じる。
辛い上り階段もそろそろ終わりそうな雰囲気であるが・・・
振り返るとフラットな遊歩道が見えていた。
どこまで上りが続くのか? これは辛い!
通行止ゲートを抜けて、反対方向から ”山王滝”の滝見道を見る。
勝手に ”山王滝”へは沢沿いの穏やかな道を想像していたので、
高巻きがあるとは、老体に無理がある。
湖岸遊歩道の反対がも厳重な通行止がなされていた。
右側の上り道が ”山王滝”への滝見道となっていた。
”たんぽり荘”にはキャンプ場も併設されているらしいが、
対岸からはキャンプ場がどこなのか確認出来なかった。
対岸に ”たんぽり荘”が見えて来た。 数組がBBQしている姿も確認出来た。
湖岸と言うより川沿いの遊歩道に戻って行く。
ちょっとした高巻きを終えて湖岸に下って行く。
予想外の高巻きが出て来た。
安全策が曲がっているのは落石の影響の様であった。
ここは遊歩道の軽い崩落が見られたが、通行には支障なかった。
砂防堰堤が出て来たが、美歎水源池の様に
重要文化財にはなっていなかった。 当然か?
この砂防堰堤をオーバーフローしている様な状態を見たかった。
道標によれば遊歩道の2/3を歩いたことになる。
今日の水位ではダム湖は川の状態になっていた。
安全策が無くなっていた個所でも、道幅としては充分あった。
復路に利用する予定の国道482号線を見る。
遊歩道は所々で安全策が倒れたり無くなっている所が
あったが、路面としては普通に歩ける状態が続いていた。
対岸を見ると国道482号線に架かる ”新名馬谷橋”が望めた。
足し算するとダム管理所から ”たんぽり荘”まで
1.4kmの距離でまだ240mしか歩いていないことになる。
取水塔の横を通る。
ダムの事は判らないが、これまでに見たことが無い構造をしている様だ。
振り返ると佐治川ダムと道路に停めた自車が見えていた。
遊歩道的に谷側には安全策が設けられ、今の所、危険個所は見られなかった。
ダム管理所の裏側から湖岸遊歩道が始まるが、何故か、通行止となっていた。 危険個所があれば引き返すことにして自己責任で通らせて頂く。
ダムの左岸側に建っていたダム管理所を見る。 ここで佐治川ダムと遠く離れた百谷ダムの
ダムカードを発行して貰えるらしいが、それはダム湖の周回を終えてから、再度、訪問することにした。
下流側の河川敷を見ると、道らしきものが見えたが、
今回は下流側からダムを見上げるのは割愛しておく。
同じくダムの天端からダムの下流側を見る。
ダムの天端からダム湖を見るが、水位が低い影響か? ダム湖と言うより河川に見えた。
車1台がやっと通れるダムの天端に入る。
道路は左岸側にあるダム管理所で終点となっていた。
佐治川ダムの右岸側の道路に少しの空スペースがあったので車を停める。
ここに説明板が立っていて佐治川ダム湖の名称が ”名馬湖”となってい
たが読みが判らないので佐治川ダム湖で通す。