岡山県真庭市湯原温泉

2022年07月23日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 湯原ダムを見学するのは2回目であるが、前回は砂湯に注目していた。
湯原ダム(ウィキペディアから抜粋)
  岡山県真庭市に存在する一級河川・旭川本川上流部に建設されたダムである。
中国電力と岡山県の共同事業で建設された重力式コンクリートダムであり、洪水調節および発電を目的とする多目的ダムである。 ダムによって形成された人造湖は湯原湖(ゆばらこ)と命名された。 面積455haは中国地方最大である。
名泉砂湯・露天風呂(岡山観光WEBのHPから抜粋)
  湯原ダムの下流に位置し、旭川沿いに広がる人気の温泉。 湯量が多く、良質なアルカリ性の高い泉質で肌ざわりがなめらかです。 温泉街のシンボルは川底から湧き出る温泉でできた天然の大露天風呂「砂湯」。 地元の方の協力によって24時間無料で開放されているので、いつでも大自然の中で天然温泉が満喫できます。全国露天風呂番付「西の横綱」に評されおり、しかも、美人の湯・子宝の湯・長寿の湯という、温度の異なる湯舟で楽しむことができます。男女混浴の為、女性は湯浴み着(レンタル)の利用がおすすめ。
簡易の脱衣所あり。
湯原ダムで出来た湯原湖
  これまで巡って来たダム湖の中では断トツに大きくダム湖の周長も図り切れない程に長い。 ダム湖を周回する道路、遊歩道も無いのが逆に助かった。
今回はダム湖の一郭だけを短く散策して済ませた。
名泉砂湯
  ダムを下流側から見るには通らなければならない ”名泉砂湯”であるが、前回、訪れたい時にやたら大きな砂湯と感じたが、今回は見慣れたせいか?大きな砂湯だとは思わなかった。
本日の岡山県のダム巡り
  湯原ダム → 苫田ダム、苫田鞍部ダム黒木ダム津川ダム
湯原ダム散策
  岡山県のダム巡り第3弾として5つのダム巡りを計画していたが、戻り梅雨で天気が悪く、それに伴う様に夏風邪を引いてしまった様で体調が悪く中々行く気になれなかった。  雨さえ降らなければ良いかなと本日、岡山に出掛けたが、一日曇り空で逆にそれが猛暑にならずに助かった感じもした。
ゆはらダムさんさく
Road Map :米子道を湯原ICで下りてR313を北進する。
Route Map:湯原湖には周回路が無く、あったとしても周回出来る距離ではなかろう。
散策距離:7.0km
散策時間:2時間36分

名泉砂湯・露天風呂
”湯原湖”の全体を見るとわんどが多く、しかも深いので湖岸周長は
かなりの距離がある様に思えた。 しかも湖岸を周回する道は殆ど無い様だ。
湯原温泉の無料駐車場を出発して、霧ヶ丘森林公園までの往復とする。
湯原温泉の繁華街を抜けて行く。湯原温泉の散策地図を添付しておく。
湯原温泉には2つの大きな無料駐車場があるが、今日は土曜日、砂湯に近い上流側の駐車場は混むであろうと下流側の駐車場に車を停める。
朝の7時15分、駐車場から歩き始める。
予想通りに砂湯に近い上流側の駐車場は満車に近かった。
湯原温泉の繁華街はまだ朝早いので浴衣姿の3名の
おば様が散歩しているだけであった。
これが ”名泉砂湯”の代表的な景観だろう。
”砂湯”へは車止めされており、歩行者しか通れなかった。
”砂湯”には朝早くから3名のじいさんが入浴していた。
入口には ”下半身は隠せ!”の注意書きがあったのに
1名はチンチン丸出しで寝てしまっていた。見たくない風景である。
”湯原ダム”を見物する前に”名泉砂湯”を見物しておく。
”名泉砂湯”には2009年4月11日に ”烏ヶ山”に登った後に
入浴に訪れたことがあるので、これで2回目の訪問となる。
ダム下まで行って ”湯原ダム”を拝み見る。 ダム全体の黒苔が歴史を感じさせてくれる。
ダム下には雲海?が出来ていたが朝霧が発生していただけだろう。
簡易舗装された立派な遊歩道が続いたが、勾配はきつかった。
展望台へ登る遊歩道があるはずなので、道路側を戻って行くと、
遊歩道入口らしいものを見付けることが出来た。 入口には遊歩道の
入口であることは何も書かれれいなかったので、普通、判らないだろう。
県道322号線に立つ ”みはらし展望台”に着く。
”十曲がり”以上のUターンを繰り返すと展望台が見えて来た。
”みはらし展望台”からは ”湯原ダム”が一望出来たが、
どうしても目の前の電話線が写ってしまうのが残念だった。
県道を歩いて ”ダム管理所”に着く。 ダム湖の左岸遊歩道を少し歩きたかったが、
ガッチリと通行止めされていた。 ダムカードは9時を回ってから訪れることにする。
”湯原ダム”の天端は車も通行可であったが、この巾では軽四でも離合出来ないだろう。
天端から ”湯原湖”を見るが、”湯原湖”は複雑に大きいので、
ほんの一部しか見えていない。 湯原湖は左奥へ広がって行っている。
ダムの下流側を見ると朝もやは無くなっていたが、
昨日までの雨の影響か、水がやけに濁っていた。
天端から下流側を見ると、じいさん3名はまだ ”砂湯”に入浴していた。
”釣り堀”の見張り番であろうダミー見張り人は、
ここから見ると更にリアルであった。
ダムは見るだけで、構造、機能とかをまったく勉強する気はない。
開閉扉? なんて言うのか知らないが、メカニカル感が感じ良い。
右岸道路を少し歩いてから振り返り湯原ダムと管理所を見る。
ここにダム湖展望所があるのだが、
樹木に覆われ展望所には見えなかった。
県道である右岸道路を歩いて行くが、樹木が茂り
湖岸が見えないのはどこのダム湖も同じである。
展望所からは ”湯原湖”の西側が見えるのみであった。
曇り空でお陽さんが出て来ないのが残念であった。
地図にも載っている取水口らしい施設に着いた。
ダム湖の展望台としたかったが、がっちりと施錠されていた。
森林公園ではメインの遊歩道は歩かず、岬を周回する湖岸路を
歩く予定であったが、湖岸路の状態を見て考えが変わった。
今回のダム湖散策の目的地である岬への入口に着く。
公園名は知らなかったが ”靄ヶ丘森林公園”との表示があった。
メインの遊歩道を少し進むと西岸の湖岸道路の入口があったが、
ここも草刈りされていない遊歩道状態だったのパスすることにした。
外周遊歩道は草刈りされておらず、昨日の雨で
濡れていたのでパスすることにした。
入口から ”ひだまりの丘”までは400mの距離。 遊歩道は
整備されていなかったが、道標はしっかりと沢山立っていた。
岬の中央付近を通るメインの遊歩道は簡易舗装がされていた。
終点から左手を見ると、展望台が見えていたので行ってみる。
簡易舗装された遊歩道の終点に着く。 ここが ”ひだまりの丘”
なのだろうか? ここが各方面の分岐点になっていた。
予想通り、展望台付近の樹木が茂り、ほとんど展望は得られなかった。展望台が出来た頃には大展望が得られていたのだろう。
3階建ての展望台の下に着くが、平地が狭くて
展望台に接近した写真しか撮れなかった。
展望台から得られた展望は広いダム湖のほんの一部のみ。
”ひだまりの丘”に戻り、湖岸方向の道に入る。
”一文字岬”とはここで初めて知る。
建屋はトイレなのか倉庫なのか確認していなかった。
草生した荒れた遊歩道を湖岸に向けて下って行く。
湖岸に出ると、”一文字岬”が伸びていたが、中部が高いので
根本から見ると岬の長さが感じられなかった。
東側湖岸遊歩道との分岐点に出る。
更に荒れた道を湖岸に向けて下って行く。
まさかダム湖散策でヤセ尾根歩きをするとは思わなかった。
”一文字岬”からは湯原湖の奥深くまで見渡せたが、これが全てではなかった。
”一文字岬”からの東方向には湯原ダムは見えなかったが、歩いて来た県道と取水設備は見えていた。
分岐点に戻り、避けていた湖岸遊歩道に進むことにした。
”一文字岬”の尾根筋?を戻る。
2ヶ所程、メイン遊歩道に戻る道があったが、
湖岸遊歩道を歩き通すことにした。
湖岸遊歩道らしい道が続く。
一瞬、取水設備が見えた。
湖岸遊歩道からのダム湖への展望は無かったが、
時折見えてもほんの少しだけだった。
湖岸道から離れて何がしの川に向かって行くと道は更に荒れて来た。
草刈りされていないのは相変わらずであるが、比較的歩き易かった。
県道歩きからの展望は無いが、時折、ダム湖が見えてもこの程度。
最初に湖岸遊歩道を敬遠した場所に戻って来た。
これで森林公園の散策を終了して県道をダムへ戻る。
湯原ダムに戻って来る。
9時を回ったのでダム管理所を訪問してダムカードを頂いた。
県道沿いの展望所に戻り、遊歩道を下って行く。
往路では見付けられなかった展望台への
入口が復路では見付けることが出来た。
遊歩道は垂直に近い斜面にジグを切って設けられていた。
展望台への車で行けるので、遊歩道を利用する人は少ない様である。
展望台への道である表示がまったくない、遊歩道入口に戻る。
樹木で隠れてしまったが、砂湯の入浴者も確認出来た。
前回、訪れた時に感激した ”入浴マナー”が書かれた看板は見付からなかったが、この看板に変わってしまったのか?
駐車場に戻る頃には小雨が降って来た。
相変わらず天気には恵まれないが曇り空で涼しい気候であった。
遊歩道入口手前の大きな吊橋に戻る。
地図で確認すると ”一文字岬”は
細く長く伸びていた。