島根県鹿足郡津和野町後田

2022年08月05日


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日本のお城』 太鼓谷稲荷神社を参拝後、津和野城跡を散策した。
津和野城跡(ウィキペディアから抜粋)
  明治時代に廃城となったが、山上には石垣や堀(堀切、竪堀、連続竪堀など)が残る。山麓には馬場先櫓(島根県指定文化財)、物見櫓が現存している。また、藩主屋敷は島根県立津和野高等学校になり、庭園は嘉楽園となった。なお、本城部分を含む城域を南北に貫く形で鷲原八幡宮と太皷谷稲成神社を繋いで中国自然歩道が設定されており、この遊歩道から徒歩で登城できる。
津和野城跡散策
  日本100名城のスタンプは収集しているがお城見学には興味が無い変わった趣味の相棒が珍しく散策に付き合ってくれたが、もう一人のおばさんは
リフトの管理小屋でクーラーを付けて貰い涼んでいた。
  津和野城跡の散策は石垣以外の遺構は何も無い状態であったが、展望の良い所が多く、ハイキングとしても楽しめる一郭だと思った。 秋には紅葉して素晴らしい城址の遊歩道になるらしい。
'22年度の山口県のお城巡り、その他
  岩国城大内氏館、高嶺城 ⇒ 津和野城跡 ⇒ 萩城阿武川ダム
〔066〕津和野城跡
  実は見学したのは津和野城跡より太鼓谷稲荷神社が先であった。
R9を津和野城跡を探しながら走っていると山の麓に派手な赤い鳥居の列が見えた。 それを目指して道をそれて見ると、その手前に津和野城跡へのリフト乗場があった。 太鼓谷稲荷神社を参拝してからリフト乗場で日本100名城のスタンプを頂き、そのままリフトで城跡に向かう。
つわのじょうあと
Road Map :国道9号線を津和野地区に入ると太鼓谷稲荷神社が見える。
Route Map:リフト(往復700円)に乗り、その後は遊歩道を歩く。

太鼓谷稲荷神社
太鼓谷稲荷神社(ウィキペディアから抜粋)
  通称「津和野のおいなりさん」。日本三大稲荷の一つとされることがあるが、一般的には日本五大稲荷の一つに数えられ、出雲大社に次いで島根県内2位の年間参拝客を数える。
GPSを持参して来なかったので正確な軌跡は判っていない。
”太鼓谷稲荷神社を参拝後、リフト乗場の駐車場に戻って来る。
日本100名城 ”津和野城”のスタンプはリフト乗場にある様だ。
相棒はリフト乗場でスタンプをゲット後、津和野城跡の散策に
付き合ってくれることになったが、半分嫌々の感じがする。
リフトを下りると、さっそく城跡巡りの遊歩道が始まる。
城跡巡りの遊歩道は簡易舗装されていた。
観光事業への力の入り方が感じられた。
”天守台”かと思われる高台に着いたが、これは ”出丸”であった。
広々とした ”出丸”に着く。 背の高い樹木は後世に育ったものだろう。
”出丸”の一郭からは大展望が得られた。
津和野の町並の奥には端整な山姿の ”青野山”標高908mが絵になっていた。
”出丸”の広場には色々な説明板が立っていたが、興味無いので一部だけ写真を撮っておく。
実際には無いものに説明を受けても感動はしない。
”出丸”を下ると遊歩道には ”本丸”を示す道標が出て来た。
”東屋”があった広場に立っていた ”津和野城跡”の散策地図。
城跡を散策する前に散策地図を見てもチンプンカンプンである。
遊歩道に何があったのか判らないが、仮設の遊歩道に代わって来た。
簡易舗装された遊歩道が続いていたが・・・
遊歩道は自然道に戻ると、前方に大きな石垣が見えて来た。
奥の石垣は ”天守台跡”なのか? 左手前は ”井戸跡”なのか?
まだ何もはっきりしない。
この石垣は ”天守台跡”の様に思えたが・・・
散策図と照らし合わせると、ここが ”二の丸”の様である。
広場の形から見て他の城跡でよくある ”馬走り”かと思ったが、
ここでは ”馬立場”の名称が付けられていた。
”二の丸”から ”天守台”に上がる。
狭く展望の少ない ”天守台”上がる。 目の前の ”馬立場”だけが開けていた。
”太鼓丸”に出ると、ここが ”天守台”ではないのか? と思う程に開けていた。
”太鼓丸”の西端からも大展望が開けていた。
”太鼓丸”の東側の展望も大きく開けていた。
”太鼓丸”からの眼下には ”津和野”の町並が一望出来て、”青野山”の全体も望めた。
”天守台”から望めていた ”馬立”に入る。
”馬立場”の案内板の写真は撮ったが、現地ではまったく読んでいなかった。これを読んでいれば散策はもっと続いていたかもしれない。
仮設道になっていた戻り道に入る。
急斜面なので仮設階段道の方が楽なのかも知れない。
仮設道とは言え、下の下まで続いていた。
仮設の ”展望所”なのか?
仮設道はこのまま常設道で良いのでは?
仮設道のお蔭で楽チン歩きが出来た。
往路と違う復路で ”東屋”に戻って来る。
左の道路の50m程先には綺麗な ”トイレ”の建屋が見えていた。
乗客が居ないので節電の為にリフトは停まっている。
乗客が来ると電源が入り動き始める。
”出丸”付近に戻って来る。 右の遊歩道に入ってしまうと、
リフトには乗れずに ”太鼓谷稲荷神社”まで行ってしまう。
リフトは急峻な斜面を ”青野山”を正面に見ながら下って行く。
太鼓谷稲荷神社
国道9号線を走っていて朱色の綺麗な建屋が見えたので訪れてみた。
ここへ来る道路沿いに ”津和野城跡”へのリフト乗場があった。
信仰心はまったく無いので神社の参拝なんぞしたくないが、
この神社の美しさは見学する価値があった。
”手水舎”の横に立っていた ”境内案内図”。
駐車場の広場から階段で ”本殿”に向かう。
”出雲大社”に似た大きなしめ縄の ”本殿”を見る。
左 ”社務所”と右 ”儀式殿”を見る。
”千本鳥居”は鳥居の間隔が密過ぎるのと
色が褪せてしまっているのでバエ感が薄かった。
”千本鳥居”を見る。
境内に戻り、再びウロウロする。
”本殿”に戻り、大きなしめ縄にクローズアップする。
”本殿”の中ではキツネさんが睨みを利かせていた。
”狐面絵馬”¥500には興味が湧いたが、どう見ても ”猫”にしか見えなかった。
境内から駐車場を見る。
駐車場から津和野川と津和野の町並を見る。
時間があるなら津和野の町を散策したかった。
実際には ”津和野城跡”散策の前に参拝している。