岡山県真庭市神代

2018年02月18


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :米子道の久世ICからR181を西進から北進し、神代地区に入る。
Route Map:R181沿いに案内と駐車場があり、道路の東側の洞窟に入る。
日本の鍾乳洞』 照明の貧弱な無料鍾乳洞に限界を感じてしまった。
たびおかのHPから
当地方では鍾乳洞を鬼の穴と呼ぶ。
入口より10mで急な坂となり上部の平坦地に通じ、総長50m程で天井が低くなりそれより進めない。
洞内には珍しい昆虫もいる。河中の白い岩は石灰岩で流水の浸食により奇怪な岩の姿と水の対象が美しい。洞内には明治維新の際、山陰鎮撫総督の西園寺公望公が通過の折に書かれた壁書が刻まれている。
似非鬼の穴、神代鬼の穴
滝見が出来て渓流も見れて、2つの鍾乳洞を無料で見ることが出来る最高の景勝地であった。ここまで幾つかの無料鍾乳洞を見学して感じたことは照明無し、あっても貧弱な照明では実際には洞内がちゃんと見れていないことである。帰宅後の写真の方がよっぽど詳細がよく判る。
とは言え、これかも無料鍾乳洞も有料鍾乳洞も散策を続けて行きたい。
今日のetc
  関の塩滝 → 神代鬼の穴 → 龍宮岩の滝八反不動滝いじりの滝万葉の岬
似非鬼の穴、神代鬼の穴
岡山県の滝をネット検索していると ”龍宮岩の滝”の横に無料で入れる鍾乳洞があることが判り、今日の第一目標とする。
えせおにのあな
こうじろおにのあな
R181を挟んで西側に龍宮岩、東側の少し南側に鬼の穴がある。
駐車場にあった散策地図。残念ながら洞内の散策地図が無い。
似非鬼の穴
神代鬼の穴
洞内は立って歩ける程に広く楽に散策が出来た。
”神代鬼の穴”の15m手前に何の表示も無い鍾乳洞があったので前座として入ってみる。帰宅後に調べてみるとこれが ”似非鬼の穴”らしく、ひどい名前を付けられたものだ。
上下に支洞があり、這いつくばないと通れないので、当然、入らない。
奥に行くに従い天井の高さが低くなってくる。
洞内をウロウロしていると別の出口に着いた。
ここから出てみようとしたが、前方は石垣で出ることは出来なかった。
丸い光はLED懐中電灯、洞内では懐中電灯の光範囲しか見えていないのだ。
大広間(?)は鍾乳洞的な雰囲気であるが、鍾乳石らしい物は見当たらない。
天井を見上げると黒い物がぶら下がっていた。10匹程のブラックバットだった。
上の写真を拡大してみる。飛び交うとうっとしいので静かに写真を撮る。
この格好で半日ぶら下がるのには、どれだけの握力が必要なのか。
LEDライトだけではこの程度しか見えていない。
実際に洞内を歩いている時には殆ど何も見えていないのだ。
写真を見て初めて洞内の実態を知ることになる。
洞内散策を程々で切り上げて入口に戻る。
入口から一歩入るとやけに広い洞窟となっていた。
”似非鬼の穴”から15m程南側にある ”神代鬼の穴”に移動する。こちらは観光用に良く整備されていた。
入口にあった説明板は汚れており読む気にはならなかった。
クリックで拡大します。
洞内にライトが点くらしい。
嬉しい配慮ではないか。
有料の観光鍾乳洞的に階段が整備されていた。
但し、洞内のライトはまばらにしか無いので手持ちのライトは必要だ。
入口からは上り階段となる。 ライトが点かないので壊れている
のかと思ったが、少し階段を上った所に感知センサーがあり、
洞内にライトが点いた。
洞内のライトが点いていて写真程には見えていない。
洞内ライトは殆ど点いていないと思うが、ライトの下には雑草が茂っていた。
前述した様に手持ちライトだけではこれ程の広範囲は見えていないのでコメントのしようが無い。
まだ、奥深くまで続いているが、天井の低い所には入って行きたくない。
この奥は伝説の ”神庭の鬼の穴”まで通じているのだろうか?
ここから ”神庭の鬼の穴までは3kmの距離しかないらしい。
全ての岩肌が丸く、鍾乳石を感じられるものは一切見当たらない。
大広間で撮った写真には ”羽山の穴小屋”と同じく、肉眼では見えなかった
キラキラが写真には写っていた。
これを洞内で見ることが出来れば大感激だと思うが、ストロボの光しか反応しない様だ。
入口から見た国道181号線。アクセスは最高に良かった。
散策を終えて入口に戻る。充分に見たのか、見残しがあるのかはどこをどう歩いたのか判らないので不明である。気分的には堪能出来ている。