兵庫県加東市黒谷

2021年06月20


兵庫エリアの滝に戻る

Road Map :県道313号線沿いの五所ヶ池から東条湖に向けて配水されている川。
Route Map:県道313号線の橋から左岸側を下るが、道は無い。
兵庫エリアの滝』  要領さえ判れば簡単に行ける滝であるが、要領が判るまでが大変だった。
  ネット検索で見付けた滝であるが、一部の滝マニアしか知らない何の表示も無く、
入渓ポイントも判らないマニアックな滝らしい。 当然、滝見道も無いらしい。
場所のヒントになるのは県道313号線を潜り、五所ヶ池から東条湖に流れる川にある
滝なので県道から滝音が聞こえるかも知れない。 辿り着けなければそれで良しの覚悟で行って見る。
五所ヶ池の滝
  滝名は誰かが適当に付けた物かも知れないし、落差も適当なのだろう。
しかし、マイナーな滝の割には素晴らしい滝であり、県道に滝見の案内板を設けるべきだろうと思う。 加東市観光課の方、考えてみてよ!
’21年6月の加東市、西脇市の滝巡り
  つくばねの滝 → 五所ヶ池の滝 → じょろが滝闘竜灘
五所ヶ池の滝 (落差12m)
ごしょがいけのたき
県道313号線が五所ヶ池に向かって下り切った所に橋があり、
その橋の左岸側から下流に向けて入渓する。
橋に着いて橋の両側を眺めると、左岸側は登りの崖になっており、右岸側は下り
の崖だったので、右岸を崖を下ることにしたが、結果、これは間違いであった。
踏み跡すら無く、イバラのバリケードを掻き分け下流がに向かう。
入渓ポイントの橋の近くには駐車スペースが無く、少し離れた道路に車を停める。橋まで行く途中で別荘地の住人に滝の事を聞くと、滝はあるが、そこに行く道は
無いと言う。 隣の別荘宅からは滝が見えるらしい。
イバラでキズだられになりながらも ”五所ヶ池の滝”の中腹に出ることが出来たが、
しかし、右岸側からは滝壺に下りる手立てが見付からなかった。
滝壺へ下りるには左岸に渡る必要があり、ちょっとした崖をよじ登り、命懸けの渡渉をする。
左岸に渡り、落差4m程の上段の滝を見ることが出来た。
この流れを渡渉するのはちょっとした冒険であった。
先程は右岸から見ていた中腹部の流れを見る。
流れ沿いに下り、滝口に着いた。 ここから ”五所ヶ池の滝”が始まる。
規模は違うが日光の ”湯滝”に雰囲気が似ていた。
樹木に阻まれ滝壺へは下れなかった。 県道に立っている電柱が見えた。
落差12mの渓流瀑である ”五所ヶ池の滝” の全容。 斜度は緩いので沢登りは可能だろう。
五所ヶ池の滝の動画”。
滝が見えると言う右岸の別荘地。
”五所ヶ池の滝”の水源となっている、満々と水を蓄えた ”五所ヶ池”。
左岸の踏み跡を追って県道に戻ると、エントリー地点が判ったが、初に見た
時はここからだとは思えなかった。 奥に入ると古いナビテープがあった。