兵庫県豊岡市日高町万場

2017年09月10


日本の滝百選に戻る

Road Map :神鍋高原のR482沿いにある駅の道”神鍋高原”から向かいの
            道をから村道を万場スキー場の駐車場まで走る。
Route Map:今回は蘇武岳登山口から2つの滝までを軽く往復した。
日本の滝百選』 蘇武岳登山口の近くにある滝であり、通常は登山中に見る滝であろう。
口の滝、中滝
植村直己が愛した山との定評のある蘇武岳に登られているハイカーは馴染みの滝であろうが、滝見ファンには余り知られていない滝ではなかろうか。
実際に見てみた感想は小振りではあるが、水量が程々にある段瀑であったので、お気に入りにはなった。 まだ隠れた所に滝があるとの情報もある。
万場の滝
おいらの予定は神鍋渓谷の滝見で終了であったが、相棒が自分自身で最近滝見している、蘇武岳への登山道途中にある滝へ案内したいと言い出したので、時間もたっぷりと余っているので登山道を少し歩いてみることにする。
本来、登山者用駐車場から蘇武岳の登山口まではスキー場の管理道路を相当歩く必要があるがあるが、今回は登山口まで車で走ってしまう。
まんばのたき
口の滝(落差10m)
中 滝
(落差10m)
散策時間:34分。
万場スキー場の管理道路は一般車の通行は禁止だと思う。
〔口の滝〕通常は蘇武岳登山途中に見る滝であり、わざわざ滝見に行く方は少ないと思う。
〔中 滝〕”口の滝”から100m程、上流にある滝。
登山道を登って行くと程なくで ”口の滝”の分岐に着く。
スキー場の管理道路を上って行くと蘇武岳、大杉山への登山口がある。車は管理道路の空スペースに停めて10時20分に歩き始める。
直ぐに ”口の滝”が見える様になる。
遊歩道は無いので適当に沢の中を歩き滝壺に向かう。
白谷川を小さな橋で左岸に渡る。
”口の滝”は川の名前から ”白谷の滝”とも呼ばれているらしい。
落差10mの段瀑である ”口の滝”は細かく層になった岩肌が独特であった。
岩肌が真っ黒けで陽射しもないので陰気臭い雰囲気になっていた。 例に寄って落差はうそ臭い。
沢水が綺麗くないのが残念な点であるが、神鍋高原全体の沢水がこうなのかも知れない。
”口の滝”から少し登ると ”中滝”が出て来る。ここも神鍋溶岩流の一端に見える。
落差は10mの分岐瀑である ”中滝”は地元では ”大滝”とも呼ばれているらしい。
形態的には先ほど滝見した ”一ノ滝”にも似ているが、”中滝”は岩肌が真っ黒で ”一ノ滝”には敵わない滝姿だった。
滝の上には蘇武岳まで続くブナの美林が見えている。
ブナの紅葉時には綺麗な景観になることが想像出来る。
今日の滝巡り、山歩き
  神鍋渓谷 ⇒ 万場の滝 ⇒ 神鍋山八反滝