沖縄県国頭郡国頭尊比地
Road Map :R58の比地から比地キャンプ場へ向かう。
Route Map:比地キャンプ場の駐車場から遊歩道で比地大滝を往復する。
おきなわ物語のHPより
沖縄本島北部はヤンバル(山原)と呼ばれ、固有種や絶滅危惧種などの動植物が生息する貴重な森があります。比地大滝は、そのヤンバルの森を流れる比地川のほぼ中間にあり、県内で最も大きな滝です。
滝壺までの遊歩道をたどれば、片道1.5kmの森の散策を気軽に楽しむことができます。 滝の周辺には学術的に貴重な380種もの植物が生い茂り、珍しい鳥や、カメ、エビ、カニ、ハゼといった生きものたちに出会えます。
比地大滝
内地の有名滝に比べると迫力は劣るが、ここまでマイナーな滝を見て来たのと、まあまあの水量があったことから、やっとまともな滝を見ることが出来てほっとした感じである。
比地大滝 (落差26m)
ひじおおたき
10時03分にキャンプ場管理棟に入場料¥500を支払い遊歩道に入る。
駐車場に立っていた簡易散策地図。 駐車場から ”比地大滝”までは1.3kmの距離らしい。
新しく作られた遊歩道。 左には古い遊歩道も伸びており、どちらでも通れる。
入園料を取るだけあって遊歩道は観光客でも歩ける様に整備されていた。
ここまで南国的な景観は無かったが、オオシダが出て来ると一気に南国風になる。
沢沿いに遊歩道が伸びていた。
”川沿いコース”とは道がある訳では無く、夏向きの沢歩きだったので
諦めて元の遊歩道に戻る。
川沿いを歩ける案内板が出て来たので、川沿いを歩こうとしたが・・・
吊橋から見た上流側は中々の景観であったが、
下流側は樹木が茂り、沢は見えなかった。
大きな吊橋の手前に道標は無かったが、林道から下りて来ると思われる山道があった。 これを事前に知っていれば入園料は不要になったと思う。 残念だ!
吊橋を渡ると出て来る道標で、吊橋が中間地点なのが判った。
再び整備された遊歩道となる。 インチキはせずに入園料は払っておくべきだ。
高巻きの如く階段道を上って下りると ”休憩舎”が建っていた。
展望台の様な ”休憩舎”であったが、樹木が茂り展望は良く無かった。
うっ! きつい階段道が出て来た。
これは観光客には応えそうだ。
陽射しが無い影響もあろうが、渓谷は特別綺麗だとは思えなかった。
”大滝 210m”の道標の先には次のきつい階段道が見えている。
目は自然と景観の良い沢を探していたが、どこも平凡だった。
今日は貸切りと思っていたが、前方にヨタヨタと歩いている100kgは超えている思われるメタボおばさんが先行していた。
小さな滝を上手く見れる所がなかった。
小さな滝を見付ける。
35分にて滝見台に着く。 滝見台から見た ”比地大滝”(落差26m)は沖縄の滝としては
迫力があるものだった。 やっとまともな滝に出合えた感じである。
滝見台には4歳の子供を連れたアメリカ人が既に滝見をしていて、途中で抜かしたメタボおばさんの
御夫婦も遅れてやって来た。 その御夫婦もアメリカ人だった。
滝壺に下りて再度、”比地大滝”を撮るが、滝見台から撮ったのと変わらなかった。
途中にあった ”エコトイレ”は故障の為、使用禁止となっていた。
良い滝が見られて満足して帰路に付く。
上流側は立入禁止となっていたが、理由は判らない。
途中で沢に入り下流側を見る。
オオシダが茂っている位で熱帯樹木が少なく南国風の景観が見られない。
吊橋に戻る。 この吊橋はしっかりしており揺れが少なかった。
この砂防ダムは元々は普通のコンクリート作りだったのを、大水で崩壊後は
自然石を積み上げて再築したらしい。 これには ”いいね!”を送りたい。
滝付近で出会ったアメリカ人2組の後は、もう一組のアメリカ人と韓国からの
カップルが来たのみで ”比地大滝”は外人に人気がある様だった。
暇そうに遊ぶ管理棟の従業員。 1時間15分で ”比地大滝”を終える。
キャンプ場に戻る。
吊橋のある地点が遊歩道の中間点となる。 吊橋の入口に林道に伸びる山道があったので、この道を使えば無料で入れそうだ。