2018年04月11


日本の滝百選に戻る

Road Map :カヌーツアー者用の駐車場からトレッキングコースが始まる。
Route Map:潮の干満時間が判らないので尾根コースを往復する。
日本の滝百選』  沖縄県で一番の落差があると言われている滝を訪ねる。
ウィキペディアから
沖縄では珍しい、落差の大きな細い滝であり、落差は沖縄県で最も大きい。
西表島の北岸近くに位置するテドウ山(標高440m)の北麓にあり、この山から北に流れ
下るヒナイ川の中程にあり、幅が200m以上もある垂直の断崖から流れ落ちる滝である。滝は細い二条に分かれる。滝の真下には巨大な岩が積み重なる。落差は54mで、これは
沖縄県第1位である。
ピナイサーラの滝
カヌーツアーでないと行けない滝と聞いていたので ”ピナイサーラの滝”に行くのは諦めていたが、山越えの道があると知り、俄然、行ってみようと思った。
しかも民宿 カンピラ荘の御主人が道を整備し、詳しい地図も作っているとのことで、その地図も頂いて参考にさせて頂いた。
心配だった腰の張り
過去2回、ロングコースで疲労蓄積から歩けなくなったことがあるが、今日は3つの滝を巡ったとは言え、大した歩きでは無かったのに腰が歩けなくなった時と同じ状況になりつつあった。これは最近、山歩きをしていない運動不足かも知れない。
今回の八重山での行動
  04/10:西表島へ移動のみ。
  04/11:マリュドウの滝、カンピレーの滝、ピナイサーラの滝。
  04/12:西表島原チャリツーリング
  04/13:石垣島鍾乳洞見学
  04/14:帰宅のみ。
ピナイサーラの (落差54m直瀑)
今日はマリュドウの滝とカンピレーの滝だけの予定であったが、滝見をしている午前中には雨が降り、滝見を終えると同時くらいに晴れてきた。明日の天気予報も良くないので、今日中にピナイサーラの滝に行っておこうと決めた。浦内川の遊覧船で一緒になった大阪からの4人組に車で送って貰えることになり、ピナイサーラの滝入口には楽に行くことが出来た。ところが、トレッキングコースを歩き始めると、再び、雨が降って来た。カッパは着たままなので、そのままピナイサーラの滝へ向かうことにした。
沖縄県八重山郡竹富町
往路:2時間06分(滝下まで)
復路:2時間12分(滝下から、途中、滝上に寄る)
往復:4時間22分(滝見時間含む)
カンピラ荘の御主人が作成したトレッキングマップが役に立った。
目印となるポンプ小屋の横を抜けて行く。
大阪からの旅行者に車で送って貰い、12時50分にカヌーツアー者用の駐車場を出発する。一旦は晴れてくれたが、又、雨が降ってきた。朝からカッパを着たままである。
直ぐに枝沢を渡渉する。
ポンプ小屋の前が分岐となっており、予備知識がありながらカヌー乗り場への木道に入ってしまった。手前からインストラクターに道を聞くと、ここまで引き返せと教えて貰い、水の溜まった右側の踏み跡に入って行く。
”オオタニワタリ”が茂っており南国感が出て来た。
進む程に道ははっきりして来た。
カヌーのインストラクターからは間違って ”テドウ山”方向に行くと半日では帰って来れないと注意を受けていた。
残鉄骨がある枝沢を渡渉する。 ここは飛び石が組んであった。
”林野庁”と書かれた赤リボンが点々とあり、安心感がある。
道を塞ぐ様に ”サキシマスオウ”の板根が伸びていた。
この分岐点は道標が無いと絶対に判らないだろう。
マーレ川は水が少なく、渡渉は問題なかったが、これ以上雨が降ると増水するかも知れない。
マーレ川を渡渉する。
ヒナイ川に降りるとカヌーの係留地があり、多くの方がカヌーで来ていた。
カヌーによるピライサーナの滝見ツアーは半日コースで6千円掛かる様である。
滝上への分岐を知らぬ間に通り過ぎてしまい、激下りでヒナイ川の降りて行く。
1時間43分にてヒナイ川の上流に出る。 この水は ”ピライサーナの滝”から流れているはずである。左岸側から高巻きする踏み跡を見付けていたが、沢登りするのが正解と思い、沢登りを始めたのが間違いの元であった。
踏み跡が余りにも薄いのでおかしいなーと思いながら沢登りを続けるが、大きな岩で滑ることが多くなり、沢靴でないとこれ以上は危険と感じ始め、滝に到達するのは諦めて引き返すことにした。
今日は驚異の滑り止め効果がある言う日進ゴム製の ”ハイパーV”の靴を履いてきたが、沢のコケには太刀打ち出来なかった。
最重要の滝では無かったので諦めて引き返していると、カヌーツアー者が最初に見付けていた左岸の高巻き道に入って行った。 沢登りするのは不正解だったのが判り、高巻き道に入ると道らしい道が付いていた。良かった! これで滝下に行けて ”ピライサーナの滝”を見て帰ることが出来る。
岩がゴロゴロした高巻き道を15分程進むと突然、前方が開け沖縄県最高落差54mの直瀑である ”ピライサーナの滝”を見ることが出来た。もう少し遅い時間ならツアー者に出会うことなく諦めて引き返しているところだった。誰でも歩ける道はちゃんとあるのだった。
この後は滝上に行き、この滝下を眺めているはずだが・・・
滝下は落石の山となっており、滝壺は存在しなかった。滝水は岩に吸い込まれ伏流水となっており、ヒナイ川として流れ出ていた。 南国らしく水の透明度は悪かった。
快適なヒナイ川沿いを戻る。この辺りは簡単に渡渉出来、右岸に渡れば湿地コースの干潮なら干潟を歩けるコースがある様だが、干潮時間が判らないので同じ尾根コースを引き返す。
既に15時になってしまったので長居は出来ず、高巻き道を引き返す。
高巻き道とは言え、一般的な大きな高低差は無かった。
山を越えて海抜0mのヒナイ川まで下って来ているので、引き返しは強烈な登りが続くことになる。 腰が疲労からか痛み出し、以前、池口岳、カムエクで経験した歩けなくなる状態になりつつあった。 かなり心配な状態なので日が暮れても良いからゆっくりと登ることにする。
ここがカヌーツアーのカヌー係留地であるが、先程まで沢山係留されていたカヌーは既に1隻も残っていなかった。 おいらも早く戻らないと・・・
引き返し56分にて滝上への分岐に戻って来た。分岐点の目印となる発泡スチロールの浮きはしっかりと覚えておいた。 激登りを消化した後であるが、この先は滝上まで激下りとなる。
こんな登り返しが数ヶ所に続く。
数分の間だけであるが、落ちる様に下って滝上のテラスに出る。
展望を得るには渡渉する必要があり、増水時の渡渉は危険と書かれていたが、今日は大丈夫な様だ。
右岸に渡るとフラットな岩盤上を滝上まで行けることになる。
カヌーツアー者は6千円を払って、この展望を見に来ているのだ。
おお! 6千円の値打ちがありそうな絶景ではないか。 出発時は雨降りだったのに、気が付けば晴れているではないか。
(あくる日には海中道路から、ここ ”ピライサーナの滝”を見ている。)
ツアーを終えたカヌーが楽しそうに引き返していた。
ジェットスキーなら10分も掛からないのに・・・
恐々、滝下を覗いてみる。 先程まで立っていた場所を見ることが出来た。
ツアー者であろうと滝上に行くには、ここを通るしか無いのだ。
距離的には短いが滝上から分岐点までの登り返しは中々強烈であった。
尾根道を終えてマーレ川を渡渉する。道が穏やかになると腰の張りはマシになって来た。
残鉄骨のある沢を渡渉する。
靴のままザブザブと沢に入り、最後の渡渉をする。
出発時は木道を歩くことなく、右側の水の溜まった藪道を歩いている。
水溜り?小さな沢?を歩いていると直ぐ横に木道が見えたので藪を抜けて木道を歩くことにした。
復路2時間12分、トータル4時間22分の歩きで出発点の駐車場に戻る。
ここから上原の民宿までは1時間半の距離がある。歩いても良いが腰にはまだ張りが残っており、歩けなくなる可能性が高いので、農作業を終えて走って来た軽トラを無理やり停めて、上原まで送って貰う。たまたま、上原に帰宅する人だった。
ここで ”テドウ山”への登山道と分れる。