姫髪山 (406m)

2015年05月10日


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京都府福知山市
Road Map :福知山からR9を少し北上し、奥野部への道に入り長安寺に向う。
Route Map:長安寺の駐車場から姫髪山を往復する。
    標高差:303m
累積標高差:379m
その他の山』   ハゲ山部が丹波大文字とは知らなかった。
コースタイム:1時間26分
登り:
48分
下り:33分
今朝、始めて知った山であり、鬼ヶ城の直ぐ近くの山なので序でに登ってみる。
姫髪山
何の予備知識も無しで来てみたが、短時間で登れて展望もあったので骨休めには良い山だった。ただ、大文字以外に見所が何も無しだったのは残念だった。
ひめかみやま
受付の様な所にいやーな表示があった。拝観はしないし、
駐車料金は書いていないので、何も払う必要はないだろう。
最初に見付けた駐車場に車を停めるが、これは失敗だった。更に登山口
に近い墓地の駐車場が使えたのだ。更に失敗は前方に見える山が姫髪山
と思っていたので、この山を目指して登山口を探すことになってしまう。
ハイキング姿でウロウロするには恐れ多い威厳高いお寺だった。綺麗に掃除された庭を前方のピーク目指して進んで行く。
長安寺としてのガイド板は色々あったが、登山口のガイドが一向に見当たらない。最初に見た山の方向に近付くべく長安寺の中に入って行く。
ゲートを開けて林道を進んで行くと三叉路に出合い、道標に従って右側の林道に入る。
長安寺の外周を左回りにグルーッと11分歩いて登山口に着く。右廻りだと直ぐに登山口に着いたのだった。いい加減なロック
がされており開け閉めに梃子摺る。
脇道があり”秦運公の廃歯碑”まで20mと書かれていたが、どうせ石碑があるだけだろうから行かなかった。20分にて林道は終点となり登山道となる。うっそうと茂るヒノキの植林帯は続く。
車でも走れる地道の林道が延びる。右側には先ほどまで登山口を探すのにウロウロしていた長安寺の敷地内が見える。
頭上にヤマフジが咲いたトンネルを抜ける。
ヒノキの植林帯は終り、開けた雑木林に出る。
尾根に登り切る直前に南東方向の展望が開けた。福知山の市街地が一望出来た。
尾根筋を東方向に進んで行く。最初に山頂と思った山は西方向にあるが、道が付いていないのでそれは間違いだと判った。
ひと登りすると36分にて尾根筋の鞍部に着いた。最初の登山口探しの時間を省けば25分で着いた計算になる。ここには何やら簡単な三角屋根の小屋が建っていた。中はがらんどうだった。
尾根歩きは直ぐに終り斜面に取り付いて行く。
急峻な斜面を巾の狭いトラバース路で進む。この先が大文字の火床となり、展望が大きく開ける。
大きく開けた”大文字”の火床。近寄り過ぎて””の字には見えない。この一帯は急斜面の上、ザレており登るのに苦労する。
山頂表示も私設のものしかなく、直ぐに下山して”大”の字の展望地に戻る。
火床の斜面を登り切り、林の中を少し歩くと48分にて
姫髪山”(406m)に着く。周囲は雑木林で展望はまったく無かった。
登り途中で見た福知山の市街であるが、樹木が無い分、展望は開けている。
展望地に戻り、今朝登った”鬼ヶ城”と”烏ヶ岳”を見る。
少し下ると火床の崖っぷち感が良く判る。モノレールは林道終点から始まっていた。
林の中に消えていくモノレール。
南方向には”親不知”が見えていた。
三角屋根のある尾根の鞍部まで降りて、これから斜面を下る。
再びヤマフジのトンネルを抜ける。これよりジグを切った登山道が始まる。
10名程のファミリーハイカーが登って来た。ガキは走り回っていたがヤングママはふーふー言っていた。
下山21分にて林道終点に戻る。ここがモノレールの始発点の様だ。
林道ゲートに戻り、邪魔臭いロックを開閉する。
林道ゲート横には墓参者用の駐車場があり、ハイキングにもここが使えそうであった。
帰路の道路から見た”姫髪山”の大文字。ここからなら”大”の文字がはっきり判った。
下山33分にて駐車場に戻り、姫髪山を終了する。