青森県西津軽郡深浦町
ウィキペディアから
十二湖を構成するこれらの湖は、1704年の能代地震による崩山(標高940m)の崩壊で塞き止められた川から形成されたのではないかと推定されている。十二湖という名称は広大なブナの森に点在する33の湖沼が、「大崩(694m)から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われているが、詳しくは分かっていない。
ただし、偶然にも面積が10,000平方メートルを超える湖沼数は12となっている。 近隣にはブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいは
ダムのようであり、しかも自然の浄化装置を持つとでも表現できるほどの水質の良い水が各所で湧き出している。 海抜約250m付近の台地に点在する湖の総数は約30あり、それぞれ透明度は高い。
『世界自然遺産』 無料だから見学してみた。
'13年度の東北の山遠征
十二湖は単なる寄り道だった
十二湖と言うよりも”青池”を見たかっただけで寄ってみたが、世界遺産の名の元の一大観光地だった。 東北の紅葉は十二湖以外にも美しい所は一杯あるのだろうが、機会があれば紅葉の十二湖にも再訪してみたい。
今日の温泉
まずは日本海に露天風呂がある ”不老不死温泉”に行って見るが、露天風呂に入るには浴衣、をレンタルする必要があり、入浴料も¥600と高いので見送った。
次に ”みちのく温泉”に行くが、展望が悪そうなので、ここもキャンセル。 クソ田舎にあるとは思えない”ウェスパ椿山”内にある展望温泉(\500)に入る。
海岸沿いに建っており、湯舟の窓を開けると、正に日本海が望める露天風呂に変身する。
白神岳に移動
十二湖から直ぐの登山口に移動し、トイレもある登山口駐車場で車中泊とする。夜食は物産展でかったサザエ御飯弁当と焼きイカ一匹、当然チュウハイロング缶で済ます。
沢山の池を通り過ぎ ”落口の池”横の駐車場に車を停めて歩き始める。
”十二湖”周辺は普通に車で走ることが出来き、”青池”近くの駐車場が有料のみで、道路沿いに沢山の無料駐車場があった。
樹間から少し望めた ”崩山”(940m)。 地震でこの山が崩れて
”十二湖”が出来たかもしれないとの推定があるらしい。
大きな ”鶏頭場の池”であるが、”青池”以外は普通の池であり、
特に見所はなかった。
車を停めた地点から15分程歩くと目的の
”青池”に着く。
”青池”は凄く小さい池だった。 コバルトブルーの水色は流石であるが、池面の落葉が残念。
方向により色合いが変わるのも流石。
”青池”を見れれば後は用がないが、折角来たのだから
少し周辺を散策してから車に戻ることにする。
白神山地は世界有数のブナ林と聞くが、歩いた限りでは巨木は見当たらなかった。 はやり北国のブナは大きく育ち難いのか。 知っている限りでのブナの巨木は
”氷ノ山”の尾根筋にある。
まったりとしたのどかな散策道であるが ”日本キャニオン”まで行く
元気が湧かず、早々に引き上げる。 早く温泉に入りたい。
暇そうなガイドさんが居たので ”十二湖”の話を色々聞いて見る。 季節的には紅葉の時期が
素晴らしく、人出もMaxとなり、国道まで車がずらりと並ぶらしい。 このブナの木が紅葉するのだから素晴らしいことは想像出来る。
パンフレットより
なぜ青いのか未だに解明されていない神秘の青池は透明度が高く、陽が差したその姿は思わずため息を呑むほどの美しさです。
R101を走ると一際目立っていた ”ウェスパ椿山”。 お城の様に
見えるのがレストラン。 風車発電のある山頂まではスロープカーで行くことが出来る。 施設は色々あったが、場違いのでウロウロはせず。
”展望風呂”となっているが、源泉名は ”釜石温泉”らしい。
高そうに見えたが、\500だったので、ここで汗を流すことにする。
建屋の向こう側は日本海への絶壁となっている。
露天風呂はないが、窓ガラスをオープンにすれば大展望露天風呂になった。
ここからの夕陽が売り物らしいが、そこまでゆっくりはして居られない。 お気に入りの温泉となる。
じゅうにこ