香川県丸亀市
標高差:約350m
正式名は”飯野山”
ウィキペディアより
飯野山(いいのやま)は香川県の丸亀市と坂出市の境に位置する山。別名、讃岐富士(讃岐七富士の一つ)。讃岐平野にそびえ、山裾近くには西に土器川、東に大束川が流れている。地形が侵食され、現在の屋島のような台地状のメサと呼ばれる状態になり、その後さらに侵食が進み、孤立した丘となった。地質学ではビュートと呼ばれる。麓付近は花崗岩で、中腹から上には硬い溶岩であるサヌカイトで、山頂付近ではそのサヌカイトが風化した赤い粘土が堆積している。
岡山の王子ヶ岳に登って瀬戸内海を挟んで讃岐富士を見て以来、いつかは登ってみたいと思っていた。
四国に渡るには高速道路代が高く付くが、5割引の休日割引を使い、二人で行けば更に半分になる。
登山口にあった案内板。 一般道は ”開門岳”と同じく山裾を1周して登る
様だが、今回は地図には無い直登コースを登る予定。 10時17分に登山口
を出発する。
もっと下の方に登山者用の駐車場があったが、林道を
登り詰め ”野外活動センター”手前の空地に駐車する。
周辺の道路はハイカーの駐車で一杯状態になっていた。
13分も歩けば ”三合目”に着く。
ここが直登コースへの分岐点となる。
登山道は穏やかな広い道で始まる。
樹木が生い茂り展望は樹間から少し見える程度。
三合目からは直登コースに入る。 この山を登ってい
るハイカーは殆どの人が手ぶらでザックを背負っているのが恥ずかしい感じさえした。
三合目からは北西面に展望が開けて、 ”瀬戸大橋”が見えて
いるが、薄曇で大した景観ではなかった。
途中、一般道を横切り、更に直登コースを進む。
直登コースには激しい登りを期待したが、
ジグを切って穏やかに登って行く。
いつになったら急斜面が始まるのかと話しして歩いていると、
38分で ”飯野山”(422m)に着いてしまった。
山頂は広い広場になっており、展望が得られるのは南面だけ。
岩崎元郎氏の制定した新百名山に付いては藻岩山に
記述しているので是非読んで頂きたい。 そもそも各都道府県から一山選ぶとのコンセプトが大間違いであり、こんな日本中のどこにでもある変哲も無い山に百名山の冠を付けると、遠方から名山と思いわざわざ来る人がいるのではないでしょうか。
制定が間違ってますぞ。
新百名山にムカムカしながらも、
取り合えずは三角点で写真だけは撮っておく。
山頂からは南面だけが開けており、讃岐平野と遠く四国の山並みが見えるだけ。
山頂から少し南に降りた所に見晴らし展望台があった。 天気が悪く絶景とは言えないが
金毘羅さんで有名な ”琴平山”がシルエットで見えていた。 やはり瀬戸内の島々と瀬戸大橋を
見たいところであるがここからは右に少し見えている程度であった。
どこにでも在りがちなこじ付けで見る価値無し。
展望台の後に巨石群と処した”おじょもの足跡”
があったが、これは巨石では無く、奇石でしょう。
巨石巡りをする予定であったが、道間違いからおじょもの足跡以外は
何も見ることが出来なかった。 多分、しょうもない岩ばかりだと思う。
展望台横から急斜面を下る面白そうな道があったので
入ってみると、地図には無い山頂少し下を廻る道で
途中に3ヶ所、展望岩があり、瀬戸内の島々を眺める
ことが出来た。
五色台観光
肉眼では瀬戸内海を挟んで直ぐ近くに ”王子ヶ岳”が見えた。 以前、這い登った岩壁もよく見えている。
天候のせいだろうが ”五色台”からも大した展望ではなかった。
ただ、先ほど登っていた ”飯野山”(讃岐富士)を見ることが出来たが、
これもシルエットだけであった。
カワサキ車の展示会かと思わせるほど、カワサキの大型バイクが並んでいた。 オーナーにインタビュー
してみるとたまたまカワサキ車が揃ったと言うが、たまたまでは5台もの大型バイクは揃わないでしょう。
しかし、こうして見るとスポーツバイクよりネイキッドバイクに味があるなーと思うのは歳のせい?
道間違い
一般道をぐるっと廻って下山する予定であったが、変な道に入ってしまい、
どんどん進んでいくと最後は登りになり、直登コースに戻ってしまった。
仕方なく直登コースで下山する。 今日の相棒には悪いことをしてしまった。
下山
下山時は周回したので登りより長い1時間37分掛かってしまった。
讃岐うどんを賞味する
今日の相棒は香川県出身で ”飯野山”の近くに親戚があるとのことで、電話で美味しい讃岐うどんの店を紹介して貰う。 紹介して貰った
”飯野屋”を探すのに手間取ったが、店に入ると超満員、何とかお勧めの肉うどんを食べることが出来たが、たいこ弁当屋で食べた安い肉うどんの方が美味かったな〜。
短時間で ”讃岐富士”を終了してしまい、大したことが無かった
”讃岐富士”からの展望の口直しに ”五色台”に行くことにした。
さぬきふじ