兵庫県養父市大屋町明延

2016年10月18


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :R429を百千家満地区から県道6号線に入り明延地区まで北進する。
Route Map:坑道内をガイドに付いて行っただけなので詳細は判らない。
日本の鍾乳洞』 入坑料1,200円はガイドが付いているので高くはないと思う。但し、感激は何も無かった。
明延鉱山のHPから
 かつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延鉱山坑道内は年中12〜13℃で夏でもひんやり。坑道の一部を案内ガイドの説明を聞きながら見学できます。(要予約)
また、毎週日曜日には予約なしで坑道見学ができる日曜坑道見学会も開催されています。昭和初期の姿がそのまま残る町並みをぶらりと散策。ノスタルジックに思いをはせてみては。さらに、4月〜11月は毎月1回、一円電車が定期運行!70mの路線をガタンゴトンとかわいい一円電車が走ります。このチャンスをお見逃しなく☆

【ご注意】
※ご利用の3日前までに要予約
※土・日・祝日、年末年始は予約がない場合、明延自然学校は休校しておりますので予約する際はお気を付け下さい。
・坑道は狭く枝道もあり、ガイド無しでは入坑できません。
・坑道内ではヘルメットを必ず着用してください。(こちらで準備いたします)
・坑道内は年間を通じ、12度前後です。夏でも長袖の上着、長ズボン等をお勧めします。
・坑道は土道で水たまり等もあり、階段の上下もありますのでハイヒール等は危険です。   履きなれた靴でお越しください。
明延鉱山跡見学
  兵庫の山歩きで県道6号線を何度も通っているので明延鉱山跡があるのは以前から知っていたが、金を払ってまで見学するとは夢にも思わなかった。 今日は中学の同窓生と一円電車に乗てみよう! で来てみたが、一円電車には乗れずに坑道跡散策で終わってしまった。
明延鉱山跡
あけのべこうざんあと
坑道跡散策は入口と出口が違う場所にある。
これは展示用の ”一円電車”で遊覧用の線路は別にある様だ。
今日は ”一円電車”に乗るのを楽しみに来たのに、
見物者3名では動かせないと言われた。
入口の鍵を開けて貰い坑内に入る。
入坑料はレンタルヘルメット、ガイド付きで1,200円。これが高いかどうかは興味があるかどうかで変わってくると思う。まずはガイドさんが出口の鍵を開けて入口に向かう。
採掘場は鉱脈に沿って掘りまくったのであろう至る所が掘られており、
まさに鍾乳洞の様に空間が広がっていた。
入口の扉からは長いトンネルが続く。
廃鉱を観光資源に使うのは設備投資が要らず、良いアイデアと思う。
鉱脈が縦に長く伸びていたのか、高く上って行く。
坑内には昔使っていた用具がそのまま残されており、
ガイドさんが説明してくれるが、興味は沸かなかった。
見上げる所まで縦坑が伸びているが、支えている丸太が朽ちているので危険な感じがする。
ガイドさんは元々、明延鉱山で働いていたらしく、当時の収入は
相当なものだったらしい。 給料には危険手当が含まれていたのだろう。
縦坑の階段を下りて行く。
これは蓄電池式機関車との説明を受けたが、
これ以外にも大きな重機があった。
今でも坑道にはレールが残っており、
当時は一円電車が走り回っていたのだろう。
温度計は14℃を指していた。この温度が熟成に良いらしい。
坑内に日本酒の熟成貯蔵庫があった。
どれだけ美味しいのか試飲させて欲しかったがその話しはまったく無かった。
動力源はコンプレッサーからのエアーの様である。
これは当時の削岩機だろう。 うるさかったと思う。