沖縄国頭郡国頭村
Road Map :R58を沖縄北部の辺戸岬方向へ車を走らせる。
Route Map:シャトルバスで精気小屋に移動し、パノラマコースを周回する。
『日本の鍾乳洞』 山歩きでも無く、鍾乳洞巡りでも無く、単に観光しただけか。
ウィキペディアから
大石林山(旧名:金剛石林山(こんごうせきりんざん))は、国頭村のやんばる国立公園内にある切立った岩山(熱帯カルスト)と亜熱帯自然林のトレッキングコースが整備された観光施設で、敷地は企業の私有地で東京ドーム11個分の面積である。
ドラマ・映画・CMなどのロケ地としても使われている。
2018年4月には沖縄石の文化博物館とレストラン(ふれあい食堂なんと屋)を新設した。 2億5千万年前に形成された石灰岩が長い年月をかけて雨水などの浸食によりできたカルスト地形であり、先端が尖った奇岩石が多く、中国の石林を思わせる景観となっている。
熱帯カルストとしては世界最北端の地とされている。
大石林山
沖縄本島最北端の場所にあるのだが、レンタカーが満タン返し不要なので、ガス代に気を使うことなく行くことが出来た。 鍾乳洞巡りの一端として散策したが、鍾乳洞の石灰石は丸くなるのに、カルストは石灰石の角が鋭く尖っていた。
辺戸岬
昔、沖縄に出張に来た時に訪れているかも知れないが、まったく記憶が残っていないので再度来てみた。 どこでも何たらの一番先端と言うものは面白いものだ。
玉泉洞に行く
この後は玉泉洞を見に行く為に大急ぎで沖縄南部まで戻る。
大石林山
大石林山は鍾乳洞では無いが、熱帯カルストで構成されていることから、我がHPには鍾乳洞として分類することにした。
入山料は大人¥1,200であるが、65歳以上のシニア割引では¥900となっていた。
だいせきりんざん
熱帯カルスト台地
発券所から精気小屋まではシャトルバスが出ているが、歩いて行くのは自由。
この簡易散策地図では簡易過ぎてさっぱり判らない。 道標に従って散策することにする。
どこを見ても石灰岩ムキムキの景観となる。
精気小屋近くでシャトルバスを降りて、少し引き返してパノラマコースに入る。
”巨人のこしかけ”となっていたが、意味が判らない。
地下にあれば鍾乳洞、地表にあればカルスト地形、どちらも同じ様なものだろう。
適当な名付けが多い。
石灰岩の壁があったが、遊歩道はあそこには行かない様だ。
枝ぶりの良いガジュマルが道を塞いでいた。
”立ち神の大岩”の名付けに深い意味は無い様だ。
ソテツが少し南国っぽいが、ソテツは内地にもあるわなー。
整備された木製橋を渡る。
”悟空岩”と名付けられていた石灰岩の塊山。
”悟空岩”の裏側にはそれらしく見える ”龍神岩”が鎮座していた。
”悟空岩”のてっぺんまでは行けないが、階段道が途中まで伸びていた。
背中のソテツでそれらしく見える ”龍神岩”
展望が開け、駐車場と発券所の建屋が見えた。
視線を変えると ”辺戸岬”までもが見え出した。 この後 ”辺戸岬”へは行って見る予定。
これの意味合いは判る。
3回くぐり抜けると生まれ変われるらしい。
無理やりの名付けだろうが意味合いは判る。
”展望台”に着くが、先ほど見た展望とは変わらなかった。
麓から見えていた ”大石林山”の2つのピーク。
これも無理っぽい設定だ。
右の参考図と見比べるとそれらしく見えて来る。
これがドリーネに水が溜まった ”鍋池”らしい。
ひょっとすれば地下に鍾乳洞があるかも知れない。
触れるとケガをしそうな鋭い ”剣山”
”烏帽子岩”と言う岩があるのか、全体を ”烏帽子岩”呼んでいるのかが判らない。
この岩だけは誰でも理解出来そうだ。
”ライオンキング”はそれっぽい岩だった。
”スフィンクス”でも良い様な気がする。
それぞれの岩山にも名前を付けて欲しいところだ。
出発地点の ”精気小屋”の裏側が見えて来た。
右上の写真と同じ岩山です。
これは右端の岩山。
ツアー客が記念撮影する場所で写真を撮って貰う。
上の2つの岩山はこんな感じで離れて並んでいる。 おばさんは ”シーサー”の写真に夢中になっていた。
この後はシャトルバスで戻り、沖縄石の文化博物館(無料)に行く。
沖縄石の文化博物館
辺戸岬
無料にしては展示物が沢山あって見応えがあった。
館内には色々な石、石で出来た道具等が展示されていた。
ウンコの化石。
ベーコンの化石。
ハチの巣の化石。 (全部ウソです。)
辺戸岬の先端に立っていた「日本祖国復帰闘争碑」
沖縄本島最北端の ”辺戸岬”に行って見る。
絶壁となった ”辺戸岬”の北側の先端。
波は静かなものであったが、岩壁には荒々しく打ち付けていた。
直ぐ近くの ”大石林山”でさえ靄っているので ”与論島”が見えないのは無理も無い。
今日は残念ながら ”与論島”ですら見えなかった。