滋賀県犬上郡多賀町河内

2018年03月03


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :名神高速道の彦根ICを下りて県道173号線を東進すると道標が案内し
            てくれる。
Route Map:駐車場から風穴の入口までの階段道が結構しんどい。
日本の鍾乳洞』 入洞料が安いだけあって、夜中の採石場を歩いている感じだった。
滋賀県観光情報から
霊仙山塊(りょうぜんさんかい)カルスト地帯にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)風穴。
入口は高さ1mと小さいですが、洞内は3層構造で小洞が複雑につながっているため、
総面積1,544uと広く、関西でも有数の鍾乳洞と言われています。
洞内温度が一年を通して12℃から13℃であるため、夏は涼しく冬は暖かいです。
 大正11年(1922年)に観光用の照明が付けられ、入口から200mまでの1階と2階を
見学することがことができます。ゴッゴツとした岩肌の道を手すりを頼りに進んでいく
ため、スリルが味わえると好評です。
河内風穴
実際に入洞するまでは安い料金と思っていたが、入洞して散策後は高過ぎる料金と思うようになった。 鍾乳石の無い大広間は夜の採石場を歩いているのと変わらなかった。入洞料が千円でも良いからもっと多くを見せて欲しかった。
河内風穴
当初、京都府唯一の鍾乳洞である質志鍾乳洞に行こうと予定していたが、質志鍾乳洞のオープンが3月17日と判り、急遽、滋賀県で唯一の河内風穴に変更となった。
かわちふうけつ
洞内の全長が7.5kmあるのに散策出来るのはたったの200mのみ。
車を駐車場に停めると集金のじじーが飛んで出て来る。
駐車料金は400円/2時間、入洞料金所は橋を渡った対岸にあった。
入洞料金は500円と安いが、洞内見学をすれば安い理由が判った。
もう一度、支流の沢を渡るが、ここに流れる沢水の透明度が高く、やけに綺麗だ。
雪解けで水量が増えているのか、激しい流れになっていた。
水量が多いので小さな段差でも滝の様に見える。
透明度が高いので冷たそうな沢水に見えるが、実際、冷たいのだろう。
入口の高さは1m程しかないので入る時に頭を岩にぶつけてしまう。
風穴の入口は高い位置にあるので、登り階段がしんどかった。
遊歩道の階段を下って行くと ”大広間”に出る。
極端に狭い入口を入ると高い天井となる。
外気温は10℃だったので、洞内の温度と変わらなかった。
大広間は天井が高く、かなり広い空間であり、そこに2本の遊歩道が伸びている。
低い位置の遊歩道には湧き水が流れ浸かってしまっていた。
洞内には鍾乳洞的な鍾乳石がなく、削岩機で崩した洞窟に見える。
ウソかマコトか鍾乳石は立入り禁止エリアの中にはあると言う。
大広間の奥から振り返り入口を見ると小さな穴が開いているだけだった。
低い位置の遊歩道は湧き水で浸かってしまっていた。
湧き水は小さな穴に吸い込まれていっている。
奥へ進むと天井が低くなり、又、頭を天井にぶつけてしまう。
上るのは簡単であるが、下りが怖そう。
二層目には長い梯子の階段を上る。
この先は入り組んでいるので立入禁止となっているらしが、鍾乳石も青の水路と言う絶景や、地底湖はこの奥にあるらしい。この先に行けないのであれば入洞料500円は高過ぎる。
二層目に上がっても、その先は立入り禁止のゲートがあるだけだった。
何の為に梯子を上らせるのか疑問が残る。
感動することなく、文句を言いながら引き返す。
狭い入口を潜り抜けて30分程の洞内散策を終える。
湧き水が吸い込まれ行く穴を覗いてみるが、何も判らなかった。