京都府船井郡京丹波町質志

2018年03月17


日本の鍾乳洞に戻る
Road Map :舞鶴若狭道の福知山ICからR173に入り、質志地区に
            至る。
Route Map:垂直の梯子を下る個所あり。
日本の鍾乳洞』 垂直の梯子を下る場面もありかなり期待したが、あっと言う間に終点だった。
ウィキペディアから
京都府唯一の鍾乳洞である。町の指定天然記念物に指定されている。
京都の自然200選のひとつ。

質志鍾乳洞は、1927年(昭和2年)に発見された、総延長約120m、高低差約25mの洞穴。高屋川最上流部の標高約400mの玄武岩溶岩中にはさまれた石灰岩に位置しており、小規模なカルスト地形を成している。ここ質志一帯は丹波層群に分類され、前期ペルム紀のフズリナやコノドントの化石が発見されている。
質志鍾乳洞
質志鍾乳洞をネット検索する必ず垂直階段の写真が出てくるが、その他に何があるのか判らなかったが、実際に行ってみると一見デンジャラスな垂直階段だけが売りだった様に思える。2度行きたいとは思わないが、1度は経験しておいた方が良いとは思う鍾乳洞だった。
今日の京都etc
  るり渓琴滝 → 質志鍾乳洞
質志鍾乳洞
兵庫県には鍾乳洞が存在せず残念であるが、近郊の京都府には一つだけ
鍾乳洞があることを知り、今年の開園日初日に行ってみる。
しずししょうにゅうどう
駐車場(無料)は国道を越えた反対側にあり、公園へは陸橋で渡る。
歩道橋で国道173号線を南側に渡る。
駐車場は無料で文句は言えないが、単なる空き地にしか見えない。
小さな沢の右側には芝生広場が広がり、キャンプ場、BBQサイトが設けてあった。
公園内に入るだけで入園料520円が必要と書いてある。入園料を支払えば入洞料が含まれる。
事務所で入洞料を支払い、斜面に設けられた階段道を上って行く。
格式高い質志鍾乳洞の入口。今日が今季の初日らしい。
事務所でこの地図が欲しいと頼んだが、くれなかったので看板を写真に撮っておく。
散策した後で見ると断面図が正確なのがよく判った。
入口を入ると行き成り下降階段となるが、この程度はまだ甘かった。
天井で頭を打たない様に注意しながらどんどん下って行く。
鞍部と呼んで良いのか? 最初の最下部に出る。
この時点では何を指して地蔵岩なのか判らなかったが、帰宅後、写真を見ていると壁に地蔵像が浮かんでいるのが見えた。本当にこれで地蔵岩と言われているのかは不明。
”岩戸唐滝”の裏側は湿ってはいたが水は流れていなかった。
ここで始めて鍾乳洞らしい ”黄金柱”を見ることが出来た。
その隣が ”岩戸唐滝”となっていたが水が流れていないので空滝だった。
”地蔵岩”からの階段を上り少し進むと、質志鍾乳洞名物の垂直下降の
階段道が始まる。天井から落ちてくる水滴が多く、手摺りは濡れていた。
”岩戸唐滝”の上部を見る。
連続して何段も下って行く。
観光資源になるとは言え、よくぞ、こんな階段を設置したものだ。
この鍾乳洞を発見した時の探索の冒険度は凄かったと想像出来る。
垂直階段が終わってもまだ下り続けて行く。
ワクワクしながら下って行くと、行き成り終点となってしまった。
何じゃこれ! これじゃ ”河内風穴”
と同じではないか。入洞料が安いはずだ。
鍾乳洞の奥は金銀財宝で溢れていた。 では無く小銭が沢山投げ込まれていた。
ぱっと見では1円、5円、10円玉ばかりだったので総額は大したことないだろう。
立派な施設に関心する。
観光エリアの短さにがっかりして引き返す。
若いカップルが来たので道を譲り、写真撮影をさせて頂く。
現地ではまったく気が付かなかったのだが、天井を撮った写真には数匹のコウモリが写っていた。
追加として「天井からしずくが落ちてきます。」を書いて欲しい。

お猿に見えるが・・・