兵庫県丹波市春日町黒井

2019年11月20日


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日本のお城巡り』 小雨の中、傘を差して登ってみたが、城址からは大展望が得られた。
ウィキペディアから
 
氷上郡黒井の北にそびえる城山(標高357m)に位置する。猪ノ口山の三方尾根伝いに曲輪群を配置し全山を要塞化している。 建武年間に赤松貞範が築城。 戦国時代には赤井直正の居城となる。 天正7年(1579年)、赤井直義の時、明智光秀に攻められ落城。 斎藤利三が城主となり、今日の規模にまで改修した。 山崎の戦いの後、堀尾吉晴が入城。 関ヶ原の戦いの後、川勝秀氏が城主となるがその後廃城となった。
約250年間存続した。  2017年4月6日、続日本100名城(163番)に選定された。
黒井城址(城山)
  紅葉狩り観光から、急遽、山歩きとなってしまったが、久し振りの山歩きには丁度良い低山であった。 ここでも紅葉狩りが出来たので良しとする。
'19年度の紅葉狩り
   石龕寺高山寺円通寺高源寺 → 黒井城址
〔163〕黒井城址 (357m)
  最近、相棒はお城巡りを始めたらしく、丹波市まで紅葉狩りに来たので、帰りの駄賃として ”黒井城址”に行ってみようとの話しになった。
  ”黒井城址”には車で行けるのか? それとも登山が必要なのか? まったく判らないまま ”黒井城址”を探すと、少々の登山が必要だった。 今回は紅葉狩りだったので
登山の装備はまったくしておらず、普通の靴で登ることになってしまった。
くろいじょうあと
Road Map :R175沿いの黒井地区から黒井小学校を目指す。
Route Map:道路地図上では ”城山”となっている。今回 ”ゆるやかコース”は
            道路工事、通行止めだったので ”急登コース”を往復する。  

登り:37分
地元の方が ”急坂コース”は急峻で危ないと言っていたが、大したことはなかった。
”急坂コース”は駐車場からの行き成りの急階段道で始まる。急いでいたので駐車場の写真を撮り忘れた。
急遽の山歩きなので、靴も服装も普段着。
小雨が降っているので傘を差しての山歩きとなった。
急坂と言う程のことは無く、普通のハイキングコースに思えた。
兵庫県の山らしく、獣避けゲートが出て来る。
この地方ではシカでは無く ”イノシシ避けゲート”らしい。
”本丸まで800m”に続いて出て来た ”本丸まで400m”の表示。
雨は上がってくれたので傘を閉じる。
傘を差しての山歩きは初めてかも知れない。
穏やかな登山道になると共に、黄葉が目立つ様になって来た。
”太鼓の段へ”の道標が出て来るが、地図を持っていないので、
どこに向かう道か判らず、割愛しておく。
”石踏の段”と称された ”展望広場”に着く。
休息所を兼ねた展望台からは、ヒカゲツツジで有名な ”清水山”が望めた。
”石踏の段”では紅葉が見られた。
”石踏の段”で見られた広葉樹。
”石踏の段”から望めた ”清水山” 特徴の無い山ばかりなので同定には自信なし。
城跡直下にも ”イノシシ避けゲート”が出て来た。
少しの間だけであったが、岩盤道が出て来る。
丹波市観光協会のネットから拾ってきた ”黒井城址”の航空写真。 実際に見た目も、この通りだった。
”虎口”を登ると、初めて ”黒井城址”の一郭である ”東曲輪”が見える様になる。
”黒井城址”には常緑樹が無いので360°の大展望であり、周囲の田畑が見回せた。
”三の丸址”から”二の丸址”に進む。
”二の丸址”から ”本丸址”を見る。
約37分にて ”城山”(357m)に着く。 余りにもひどいカッコウの山歩きだった。
山頂には ”保月城址”の表示になっていたが、これは ”黒井城”の先代の城名らしい。
”千丈寺山”(346m)に伸びる尾根筋を見る。
北東に伸びる尾根筋を見る。 時は既に15時50分になってしまったので、陽が暮れない内に下山する。
続日本100名城