奈良県吉野郡川上村

2019年06月06


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :R169を南進すると、大迫ダムの少し北側に大きな看板が立っている。Route Map:喫茶 ”ホラ!あな”に入洞受付がある。 入洞料は¥500。
日本の鍾乳洞』 昔から存在を知っていた鍾乳洞であるが、本当の鍾乳洞ではなかった。
川上村観光HPから
 
奈良県指定文化財天然記念物。修験道の開祖「役行者」が1300年前に発見したと伝わり、裏行場の一つとしても知られています。 中には滝が流れる場所があり「不動の滝」と名付
けられていますが、この水がどこから来て、どこへ流れ出ているのかはわかっていません。
 入り口から第1〜第4窟があり「母の胎内くぐり・大天井・小天井・三途の川」などの名前が付けられ親しまれています。 鍾乳洞の全長は約140m。平均気温13℃、夏は涼しく冬は暖かく感じる不思議な空間です。
不洞窟鍾乳洞
  学術的に見て石灰岩で出来ている洞窟なら鍾乳洞と呼んでも良いのかは知らないが、入洞料を払う者の立場からは鍾乳石がないのであれば鍾乳洞と呼んで欲しく無い。 ここは蝙蝠の窟と同じく、不洞窟の名称が正しいのだろう。
  洞内の滝にも期待したが、実際は流れの傾斜が緩く、滝とは呼び難い湧き水だった。
不洞窟鍾乳洞
 山登り行きの為に昔からR169をよく走っており、その度に不動窟鍾乳洞が気になっていた。 しかし、こんな所にある鍾乳洞ってしょうもないのでは? 喫茶店が鍾乳洞入口なのがうさん臭い。 と思い、これまで不動窟鍾乳洞には入ったことが無かった。
ふどうくつしょうにゅうどう
奈良県の鍾乳洞
R169沿いに不洞窟鍾乳洞があることは昔から知っていた。
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みたらい渓谷 面不動鍾乳洞 五代松鍾乳洞 螳螂の窟 河鹿の滝 川迫川渓谷 不洞窟鍾乳洞
'19年、奈良県の滝、鍾乳洞
洞内の案内図。
ウソ臭い説明板を撮ってしまい、公式の説明板は撮り忘れた。
入洞して洞内見物をして気付いたのだが、洞内には鍾乳石が見当たらず、
”不動窟鍾乳洞”では無く ”不洞窟”が正しい名称だろう。
喫茶 ”ホラ!あな”が入洞受付になっており、入洞料¥500を支払って
長い階段を下って行く。
行き成り天井が低いので、頭をブツケないよう気を付けて入る。
長い階段を下りて入口に付く。 この解説板の写真を撮り忘れた。
天井が低いので通路は人の手で掘り進んだのでは?
とても鍾乳洞とは思えず、人工的に掘り進んだ鉱山跡に思える。
あっけなく ”不動尊”が立っている ”不動の滝”に着いてしまった。
上方の穴からこうこうと水が流れ出てきているので、滝としての分類は渓流瀑になるのであろうが、これは滝では無く単なる渓流だろう。
石灰岩には間違いないのだろうが、鍾乳石はまったく見当たらない。
鉄製橋の下に湧き水が流れいたのは好みであったが・・・
えっ! もう終点?」 あっけない幕引きであった。 違う経路で引返す。
流石は湧き水の透明度の高さはダントツであった。
心を癒やされたのは、この湧き水の綺麗さだけだった。
鍾乳石はあった? と自問自答するが、答えは無かったである。
洞内は温度が低く、レンズを拭いても拭いても結露してしまう。
カメラが洞内温度に冷えるまで待てば良いのだが、その時間的余裕は無かった。
人が居ないので判りづらいが全般に天井が低かった。
整備された階段道を戻って行く。
入口に戻ってくると若い女の娘2人が入洞しようとしていた。
も少し洞内でゆっくりすればモデルさんが得られたのに・・・
通路の上にも穴が開いているのは気付かなかった。
奈喫茶店に戻り、店番のおばさんに ここは鍾乳洞では無い!、入洞料が高過ぎると文句を言いたいところであったが、小うるさいじじーになってしまうので、ぐっと我慢しておく。