兵庫県朝来市生野町小野

2021年05月14


兵庫エリアの滝に戻る

Road Map :生野銀山入口の無料駐車場に車を停める。
Route Map:立入禁止の林道に入り、大谷川沿いの杣道?を進む。
兵庫エリアの滝』 時間が余り予定外の滝見だったので失敗の連続であった。 滝水の少なさにがっかりする。
大谷川の滝を急遽追加する
  今回の滝巡りは ”生野銀山湖”周辺の3滝で終える予定であったが、帰り道で”生野銀山”の露天掘り観光林道の終点の先に大きな滝があるらしいことを思い出し、滝名も場所も判らないが、暇潰しで行ってみることにした。 簡単に行けるだろうと長靴も履かず、ストックも持たずに挑んだが、2ヶ所の渡渉地点と簡単な沢登りがあり、大苦戦することになった。 薄っすらと記憶が残っているが、'04年10月31日に、この露天掘り観光林道に車で入って ”金香瀬山”に登ろうとしたが、強烈な倒木に登山道を塞がれ敗退している。 最近では今年の 02月11日に ”生野銀山”観光を行い、その後、露天掘り観光林道を歩いている。
大谷川の滝
  時間が余ったと言う理由だけで滝名も知らず、どこにある滝なのか知らないマイナーな滝に行ったのは大反省である。 それに加えて滝水の無い滝は滝では無いとの持論通りになってしまい、黒く汚い崖を見ただけであった。 集水域が狭いのか、少々の雨降りでは沢水は増えそうにない。 今回、見落とした ”蛯滝”の場所は帰宅後に調べて判ったが、多分、もう行かないだろう。
今回の生野銀山湖周辺の滝巡り
  法道谷渓谷の滝直谷不動滝魚ヶ滝、銀山湖 → 大谷川の滝
大谷川の滝 (落差15m)
おおたにがわのたき
'04年10月31日に ”金香瀬山”に登ろうとして、倒木に道を塞がれ断念した時のルート図。
この時、大谷川沿いの杣道を歩いていたのだった。
どの辺りに滝があるのか知らずに歩く荒れた杣道は辛かった。
下調べが無く 主瀑であろう ”蛯滝”には辿り着けなかった。
今年の2月に来たばかりである ”生野鉱物館”の無料駐車場に車を
停める。 落差15mの ”銀山不動滝”を滝見するなら入場料900円を
払って生野銀山に入場する必要がある。 これは2月に滝見済ではある。
生野銀山の施設手前の林道を進むと、
”坑道外コース”に入れるのは知っていた。
昔は車止めが無く、車で入った様であるが、”立入禁止”は同じ
だったと思う。 イケないことだと認識しているので、せめて車を
乗り入れないことにした。
林道を7分程歩くと、施設内からの遊歩道と合流する。
ここから先は今年2月に散策している。
遠い過去には車で走り、最近では歩いて散策したことになる。
”坑道外コース”は今年2月に散策しているので、記憶に新しい。
”坑道外コース”としての観光林道としては、ここまでであるが、
林道としてはもう少し先まで続いている。
ここで再度、違反したことになる。
19分にて林道は終点となり、鉄パイプで補強された簡易橋で大谷川の
左岸に渡る。 大谷川とはネットで書かれていた川名であるが、水量が少
なく、とても川には思えなかった。 これでは滝水にも期待が出来ない。
林業用の杣道なのか、登山道なのか、滝見道なのかは判らないが、
しっかりした道が伸びていた。
大谷川はコンクリートで整備された川?となり、
水量の少なさが一層目立つ様になる。
右岸の山道は荒れており、何度か沢の中を歩く。
長靴で無いのが悔やまれた。
左岸の道は倒木帯で終わってしまい、右岸には踏み跡が見えたので、
ここで渡渉する。 簡単な滝見と思っていたので、長靴は履かずに
トレッキングシューズで、ストックも持たずに来たので、渡渉では
苦戦を強いられた。
沢は狭まり、トレッキングシューズで沢登りを
することになってしまう。
本当にこの先に滝はあるのか? 半信半疑で進んで行く。
沢は二又になり、支流だと思われる左岸の沢に光る滝水らしき
ものが見えた。 滝に近付くのが更に困難となる。
長靴ならジャブジャブと歩けたのだが・・・
”大谷川の滝”の良い所を抜き取りしても、誉めれる
滝姿には成らなかった。 がっかりで沢を下る。
滝水が少なかったので動画を撮る気にはならなかった。
歩き始めて1時間丁度で 落差15mの二段の斜瀑である ”大谷川の滝”に着く。
この場では滝名が判らなかったが ”大谷川の滝”は滝マニアが適当に付けた
名前だと思う。 今日に限ったことかは判らないが、滝とは思えない程の滝水の
少なさで、がっかりであった。 この時 ”蛯滝”が、この上流にあることを
知らずに違う沢に探しに行ってしまう。
下流側から見て左側の沢に入るが、沢水は更に少なくなり、
小さな滝も滝には見えなかった。 ”蛯滝”を探すのは諦めて、
引き上げることにする。
”大谷川の滝”までの沢を下って、二又の合流点に戻る。
上流側の高い地点から見ると、渡渉地点の状態が判り易かった。
”ヤマビル”のことをすっかり忘れいたが、幸い遭遇はしなかった。
人工的に整備された地点まで戻って来る。
林道終点まで戻り、後は林道を戻るだけであり ”坑道外コース”から
”銀山不動滝”に行けるのだが、悪いことの上塗りはしなかった。