広島県福山市山野町山野

2019年02月23日



Road Map :県道104号線沿いの山野地区から県道418号線に入る。
Route Map:県道からのそれぞれの下り口からそれぞれの滝に向かう。
日本の滝百選』  2つの滝は中々良い滝であったが、車で行くには道路巾が狭すぎる。
ひろしま観光ナビから
 ”龍頭の滝”は山野峡県立自然公園内にあり天に昇る龍が地上に玉を吐く姿を形容して名付けられたともいわれています。 約40mの高さから一気に滝つぼに落ちる水音は、静寂のなか、木々、岩々にこだまし、谷間に響いています。 年中水の絶えることない滝は、四季折々に姿を変え、時折、野猿が姿を見せ、野鳥がさえずっています。
山野峡の数ある名所の中でも圧巻な景色です。
  ”四段の滝”は山野峡県立自然公園内の龍頭の滝から約200m上流にあり、大小合わせて四段階に落差を変え飛落するところからこう呼ばれている。

龍頭の滝、四段の滝
  車で県道に入り簡単に滝見を済ませてしまったが、下流からの遊歩道を歩いていればもう少しは風情のある滝見が出来たかと思うが、2つの滝は好きなタイプの滝では無かった。
'19年の広島遠征
  藤尾の滝岩穴宮 → 龍頭の滝、四段の滝 → 青滝(見付からず中止)
龍頭の滝 (落差40m)、四段の滝 (落差22m)
りゅうずのたき
龍頭峡
よんだんのたき
 今回、龍頭の滝までは時間もたっぷり残っているので遊歩道を歩くつもりであったが、
最初に県道の入口を見付けてしまい、いつものサボり癖から県道に入ってしまう。
  離合出来ない程狭い県道には駐車スペースも無く、龍頭の滝と四段の滝の中間付近に少し広い路肩を見付け車を停める。
県道418号線は離合出来ない程に狭い道なので利用しない方が良いと思う。
道路から ”龍頭の滝”が見えてしまい ”龍頭の滝”がどんな姿をしているのかの楽しみがこの一瞬で無くなってしまった。
県道418号線に入ってしまうと駐車スペースが無く、少し路肩の
広い所に車を停めることになるが車への落石が心配になる。
この道標を見て近くに駐車場があるのか? と驚いたが、道標が示している
駐車場は1.9km先の県道入口にあるハイカー用駐車場のことであった。
遊歩道入口の道標によると ”龍頭の滝”へは遊歩道の階段を300m下りることになり ”四段の滝”へは道路を200m歩くことになる。 いずれも近い。
遊歩道とは言え、沢まではきつい長い階段が続く。
遊歩道入口には又もや責任逃れの立入禁止表示がぶら下がっていた。
ここも危険を感じる個所があれば引き返すことで入ってみる。
ここが立入禁止の理由となっている土砂崩壊個所と思われるが、通常の登山道と大差なかった。
沢に降り立ち少し上流側に歩くと大きな滝壺を持つ ”龍頭の滝”に着いた。
大きな滝壺の周囲は反対側まで歩いて行くことが出来た。
落差40mの直瀑である ”龍頭の滝”はシンプル過ぎてインパクは無しだった。
反対側に廻り込んで滝壺を見る。
早々に滝見を終えて引き返す。
道路側からはっきりしている遊歩道を進んで行く。
道路を200m歩いて ”四段の滝”への遊歩道入口に着く。
ここから遊歩道を100m程歩くことになる。
小さな滝群を見ながら遊歩道を上流側に進んで行く。
雰囲気の良い遊歩道で滝壺に到着するが、滝壺の左岸に渡るには簡単な渡渉が
必要だった。 スパイク長靴を履いて来たので渡渉は問題無しだった。
落差22mの段瀑である ”四段の滝”は、後ろに見えている堰堤を省けば三段の滝にしか見えなかった。
本当に四段の滝なのか? 落差は22mあるのか? 疑問を残しながら引き返す。
”四段の滝”の下流部にあった2つの ”無名滝”は大きな滝壺を抱えており見応えがあった。
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