岡山県吉備中央町竹部

2022年07月07日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 滝見を兼ねて、鳴滝ダム湖を一周する。
鳴滝森林公園
  幅15m、高さ10mの鳴滝は水量が多く、ほかでは見られない自然の巨岩・奇岩が織りなす景観が見もの。 遊歩道をはじめ、キャンプ場、野鳥観察小屋、アスレチック広場なども整備されており、家族連れでアウトドアを楽しむのに最適な場所である。
鳴滝ダム
  重力式コンクリートダム。 大きさは堤高34m、堤頂長127mで鳴滝ダムは「なるたきダム」と読みます。 鋼製多段シリンダーゲートと言われる取水設備があり、任意の高さの位置で取水できるので渇水時でも安心して取水できるものだと説明表記がありました。
鳴滝
  鳴滝森林公園の目玉となっている様であるが、落差10mはウソ臭く、そんなには無いように見えた。 滝姿もシンプル過ぎて好みでは無かった。
鳴滝ダム湖周回ウォーキング
  予想以上にレジャー施設が多く、退屈することなく、適度な距離を周回することが出来た。 水位を見れば台風4号は何の役にも立っていない様だ。
本日の岡山県のダム巡り
  鳴滝ダム → 楢井ダム竹谷ダム河平ダム旭川ダム
鳴滝ダム湖一周ウォーキング
  今日は梅雨明け後の猛暑日になるであろうとの天気予報から平凡ではあるが、猛暑対策を行って来た。 ポカリスエットを凍らせて持参する。 大きな麦わら帽子を購入する。 この2つの猛暑対策は費用対効果が絶大だった。   ダムの見学だけなら車で鳴滝ダムの堰堤まで車で行くことが出来るのであるが、ダム下流の鳴滝渓には落差10mの ”鳴滝”がある事を知り、滝見も兼ねて鳴滝湖を周回することにした。
なるたきダムこ
Road Map :R484沿いの竹部地区から鳴滝森林公園への道に入る。
Route Map:鳴滝森林公園の駐車場から鳴滝への遊歩道を経由した鳴滝ダム
            へ上がり、鳴滝ダム湖を左周りに周回する。
歩行距離:4.3km
歩行時間:2時間01分

鳴滝(落差10m)
狭い峡谷、大きな崖の近くではGPS電波の乱反射で軌跡が乱れてしまうことがよくあるが、
今回も往路の左岸遊歩道で軌跡が大きく乱れてしまった。 ”みちびき”対応のGPSが欲しい所である。
駐車場から少し歩けば ”鳴滝森林公園”の入口に着く。 加茂川を挟ん
で右岸と左岸に遊歩道があり、往路は左岸の遊歩道を歩くことにした。
滝見遊歩道から少し下流側に ”鳴滝森林公園”の広い駐車場がある。
車を日影になる場所に停めたたが、時間経過後はどうなることやら。
”鳴滝森林公園”に立っていた ”鳴滝”と ”鳴滝渓”の散策地図。
良く整備されている ”左岸遊歩道”を進んで行く。
思いの外、近くで ”鳴滝”に出合えた。
”鳴滝”の落差は10mとなっているが、見た目では10mもあるとは思えなかった。
滝の落差に付いては、適当なのが殆どである。 水量が充分あったので良かった。
調べて見ると ”磊々橋”の読みは ”らいらいきょう”で
合っているようだった。
”鳴滝”の直ぐ上流に遊歩道のUターン橋である ”磊々橋”(らいらいはし)が出て来た。 地図によるとこのまま左岸を進むことが出来そうであるが、薮っぽい道だったので、橋を渡って右岸の登山道に入ることにした。
”磊々橋”から見た鳴滝峡の下流側には ”鳴滝”の滝口が見えていた。
同じく ”磊々橋”から見た鳴滝峡の一郭。
”磊々橋”からは右岸を上流へ歩くが、橋からは遊歩道では無く、登山道となる。
道標は方向を示すだけのものであり、内容は全て同じであった。
道標が所々に出て来るが、書かれている内容は全て同じものだった。
樹木が茂り、登山道からは ”鳴滝ダム”が見えないので、
渓谷に下りてダムが見える所まで少し遡上する。
”鳴滝ダム”の下流側まで行くことが出来たが、
ここからも樹木でダムの全容を見ることが出来なかった。
ロープの助けが居る程の急登では無いが、下りでは助かるのだろう。
渓谷から離れてダム湖に向かって登山道を登って行く。
ダムへの道は長い下り道となる。 何の為に登り続けたのか?
登り切ったがダムの堰堤は近くに見当たらない。
どこまで下るのか? と思いしや、ダム天端に着いた。
登りに使ったエネルギーを下りで取り戻す?
車が走れる天端であるが、南端は崖で行き止まりである。
ダム湖を見ると正面にダム湖周回で一番大きな ”竹吉橋”が見えるが、
実際のダム湖は ”竹吉橋”の手前から大きく左に広がっている。
ダムの天端からダムの下流側を見る。
先程、遡上して辿り着いた所は薮の中だった。
天端から振り返り、遊歩道で下りて来た南端を見る。
天端の南寄りから再度ダム湖を見る。
無人の様に見えたダム管理所。
ダムカードは ”旭川ダム管理所”で貰え。と書かれていた。
ダム湖周回途中から振り返り ”鳴滝ダム”を見る。
同場所からダム湖を見ると、左側に広がるダム湖も少し見えて来た。
周回路からダム湖最奥の ”連絡橋”が見えて来た。
三叉路が出て来たが、ダム湖を周回する為に左の道を選ぶ。
周回路として ”竹吉橋”を渡る。
ダム湖周回で一番大きな橋である ”竹吉橋”に着いた。
ダムの天端から ”竹吉橋”が正面に見えたように、”竹吉橋”から正面に鳴滝ダムが見えた。
”竹吉橋”から見た上流側は奥深く続いていた。
”鳴滝ダム”をズームして再度見る。
湖岸周回で一番小さな ”立石橋”を渡る。
湖岸道路は樹木が茂って木陰をなり、涼しささえ感じられた。
”立石橋”からわんど側を見るが、今日の水位では砂山となっていた。
”立石橋”からはダム湖の狭い範囲しか見えなかった。
少し上がると、そこは研修センターの広い駐車場であった。 展望が
得られるものと端まで行ってみたが、樹木で展望は得られなかった。
岡側に登山道があったので、展望地に上がれるのかと思い入ってみる。
高台の駐車場から得られた展望は ”連絡橋”が見えただけであった。
”連絡橋”は手前で車止めされている様であった。
高台を下って ”連絡橋”に入って行く。
”連絡橋”の対岸には様々なレジャー施設がある様だ。
対岸には ”カッター乗場”が見えていた。
ダム湖はL字状に曲がっているが、ここからは鳴滝ダムは見えないが、
”竹吉橋”は見えている。 ”立石橋”は樹木で隠れてしまっている。
”連絡橋”から上流側を見る。
カッター乗場の管理事務所の横を通り、湖岸道路に入って行く。
これはカッター乗り場に立っていた大きな散策地図の一部を抜粋したものである。
遊歩道は山側に向かって行くが、沢でUターンして湖岸側に戻って行く。
散策地図では ”湖岸ファイヤー場”と称された芝生広場に出る。
湖岸道路であるが、樹木が茂り、湖岸側への展望は無かった。
建屋が研修棟であり、先程は研修棟の駐車所から、ここが少し見えていた。
今、寄った所が ”湖岸ファイヤー場”だったのがはっきりした。
芝生広場を周回すると、元の周回遊歩道に戻って来た。
樹林に囲われた大きなロッジが見えて来た。
展望が無いので自位置が判らないが、遊歩道は軽く上って行っている。
少し遊歩道を進むと、鳴滝峡へ下る別の登山道があった。
このロッジは鳴滝峡からダムに向かって登った時に最初に見たロッジ
だと気付く。 同じ登山道を下りたくないので、別の登山道を下がる。
小さな沢を渡る。
道標もありしっかりした登山道が続いていた。
”鳴滝峡”には小さな滝が沢山あったが、
沢まで下りないと滝の実態は判らなかった。
途中で倒木で道を塞がれる場所もあったが、
無事、右岸登山道に出ることが出来た。
沢ばかり見ていて高巻きまで目が行かなかった。
右岸登山道を見失ってしまった。 往路で渡渉した覚えが無いので、
崖の上を見ると、覚えのある登山道があった。
水は汚くとも砂防堰堤の落水は綺麗に見える。
砂防堰堤の上流側は池になっていたが、
その水は渓谷とは思えない汚さであった。
右岸遊歩道には滝見台が設置されていた。
往路は左岸遊歩道を歩いて ”磊々橋”を渡ったが、
復路はこのまま右岸遊歩道を歩くことにした。
滝見台から見た ”鳴滝”。 大きな岩が滝見を邪魔している。
沢に降りて見た ”鳴滝”。
鳴滝森林公園の ”ロッジ村”に着く。
”鳴滝”から下流側の右岸遊歩道を見ると、
整備された木道が続いていた。
朝は気が付かなかったが、道路から ”鳴滝”が見えていたのだった。
右岸遊歩道の入口にある 鳴滝森林公園の管理事務所に戻る。
2時間で鳴滝見学、鳴滝湖周回を終えて車に戻る。
狙い通りに車は木陰にあった。
鳴滝森林公園から駐車場までは少し離れている。