沖縄県石垣市字白保
低山ながら梃子摺る。 草原に見えた山の緑は背丈を越える ”リュウキュウチク”の密生だった。
これを藪扱きしてまで登る山ではないので、山頂まで行って縦走は途中断念。
Road Map :新石垣空港はカラ岳の横に移設していた。R390の道路沿いの山。
Route Map:登山口は無い。農道からコルを目指して、後は山頂まで薮を扱く。展望は良好。
標高差:88m
『石垣島の展望低山』 新石垣空港の北にある極低山。
登り:13分、下り:24分
ウィキペデアから
石垣島東部の白保地区北側の海岸近くに孤立して位置する山である。山肌は、木が生えておらず、全面が草地で覆われている。海からの風がぶつかって上昇気流が起きやすいことと、草地であることから、パラグライダーの絶好のポイントとなっている。(現在ではこの内容は間違い)
畦道を通るが、踏み慣らされていないので草の背丈は高い。
登山口の目印となるブロック作りの荒れた作業小屋。
ネットによるとこの左側から入るとあった。
コルに向けて草付きの斜面を登る。
この辺りのタケはまだ背丈が低い。
”クワズイモ”が茂る地帯は薮扱きとなる。
北方向を見ると太平洋と野原崎が見て取れた。
今日が悪くコバルトブルーの海岸が見れないので残念だ。
振り返ると新石垣空港が展望出来た。
飛行機が盛んに離着陸していたが、この時間だけ便が少なかった。
13分にて ”カラ岳”(136m)に着く。 山頂表示は無いが”立入禁止”の看板があった。 小さな灯台の様な管制灯が在り、これが空の安全を
守っているのか。
山頂へ向けての薮扱きであるが、薮の下にはちゃんと道があった。
コルまで引き返し、そのまま下山しようと思ったが、折角なのでと思い直
し尾根を縦走することにした。所が背の高いタケに阻まれて前に進まない。
薮扱きまでして頑張る山ではないと、コルに引き返して下山を決め込む。
怒られない内に直ぐに引き返す。 下山時の薮扱きは少し楽だった。
下山途中から見る尾根は歩き易そうに見えるのだが・・・
山水会の皆さん、タケの刈り払いをお願いしますよ。
予定変更
下山した時はまだ11時27分、早々と今日の予定の二山が終了してしまった。時間を持て余しそうなので、野底岳に行くことにする。
山と岳
常々、思っていることではあるが、法律を改正して高山帯に達する山を ”岳”の山名を付けて樹林帯の山を ”山”の山名にしてはどうだろうか。 つまりカラ岳の様な低山はカラ山とする案である。
'13年の石垣島遠征