沖縄県石垣島
ウィキペディアから
野底岳(のそこだけ、ぬすくだぎ)とも呼ばれ、明治時代には「ヌスクマヤーヒイ山」と記されている。
石垣島北部に位置し、西浜川の源流である。山頂付近には円柱状の垂直の崖があり、西方からは人面の
ように見える。山は緑色火山岩や溶岩など、古第三紀始新世の野底層からなり、スダジイの群落に
覆われている。
標高差:98m
『石垣島のマッターホルン』 険しく見えるが、意とも簡単に登れた。
登り:18分、下り:17分
のそこだけ(マーペー)
樹林が濃く樹木がうるさい道であるが、
意外と藪扱きはなく道もはっきりしている。
綺麗に舗装された野底林道を走っていると、大きな登山口標識が見えた。 手前の駐車スペースに車を停めて12時07分に
登り始める。
ジャングルとまでは言えないが南国風の樹種が多い。
山を見た通りで一環してきつい登りが続く。
古く汚れたロープが設置してあったが、
登りはロープの助けなく登れた。
標高が信じられるのなら、残りは42m、時間にしても後10分。
登山道の斜度は更にきつくなってきたが、西面の急峻さではない。 西面の崖はクライミングでないと登れないだろう。
18分にて岩の塊に見える”野底岳”(217m)に着く。
何やら謂れを書いた看板があったが邪魔臭いので読まずに岩の上に登る。
山頂の展望岩から野底集落、東シナ海方面。
黄砂の影響なのか見通しの悪い中、”於茂登岳”見えている。(電波搭で同定する)
東面にテラスがあったので、ここでお昼とする。
この岩の先は絶壁となっている。
目の前の小島に見えるのは ”野底岬”。 野底岳から野底集落が
一望出来る様に野底集落のどこからでも野底岳を見ることが出来た。
粘土質の登山道は雨でも降れば滑って大変だと思うが、幸い、今日は良く乾いていた。
下りはスリップしそうなので汚い
ロープのお世話になる。
まだ未熟であるが、成長すれば板根になりそうな樹木。
野底林道側から見た山頂は丸く穏やかな山容であり、野底集落側から見たピラミダルな山容と大きな違いだ。野底岳は二つの顔を持っている。
野底林道の途中に展望東屋があり、三角定規の60°と30°の
2つの顔を一度に見ることが出来た。
この横顔からは石垣島の ”傾山”とも言える。
ハイキングのツウには於茂登岳より野底岳の方が人気があるらしい。
面白い山だが簡単に登れ過ぎた
山頂からは噂通りの大展望だった。林道からの登山道は簡単に登れてしまうので野底集落側から登るハイカーも多いらしい。現に野底集落側にも大きな登山口標識があった。
屋良部岳に向う
屋良部岳が順調に済めば、その後は思い出の御神崎、川平湾に観光に行く予定。
今回の遠征