兵庫県丹波市春日町小多利

2022年05月18日


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日本の海岸、湖』 雨降りの。
小多利・日ヶ奥池のため池情報
  大正9年から13年にかけて築造されたため池です。 近くには日ヶ奥渓谷があり、キャンプ場も整備されています。 昭和32年に漏水対策としてグラウト工を実施しました。 その後、平成8年から13年にかけて堤体の改修工事を実施しました。
何も良いことが無かった日ヶ奥池
  対向車が来ない事を祈りながら走る農道と周回出来る道の無い日ヶ奥池で感激出来る所は何も無い感じであった。 直線距離では直ぐ近くの日ヶ奥渓谷に寄ってみようかと思ったが、道路的には相当遠くであった。
本日のため池巡り
 細見池三方池永郷池大杉ダム→小多利日ヶ奥池→長谷大池
小多利・日ヶ奥池一周ウォーキング
  2012年3月に妙高山に登る日ヶ奥池の直ぐ近くの日ヶ奥渓谷に行っている
が、そこに行く道はお互いまったく違う道であり、日ヶ奥池へ行く道は長く
狭い農道であり、約1kmの間には離合出来るスペースがまったく無かった。
  到達する道路で見れば、日ヶ奥池は秘境にあると思えた。
こたり・ひがおくいけ
Road Map :県道128号線の小多利地区から市道に入るが、舞鶴若狭道を
            潜った先からは離合出来ない狭い農道が日ヶ奥池まで続く。
Route Map:左岸には最初、踏み跡が見られたが、途中で踏み跡は無くなる。
            日ヶ奥池には周回出来る道は無かった。
周回距離:1.3km(周回路はなかった)
周回時間:41分(駐車地から)

日ヶ奥池と日ヶ奥渓谷は地図上では近くにあるが、
道路での距離は相当離れている。
ダムの堰堤下から堰堤まで荒れた林道を歩く。
日ヶ奥池のダムまでは1kmに渡る狭い農道であり、
ダムまで行くのが心配になり、ダムの堰堤下に車を停めた。
長い足でフェンスを乗り越えて天端に入る。
地図上では左岸側の道は載っていなかった。
数分でダムの天端に着いたが、がっちりと施錠されていた。
車4台分程の駐車地もあり、歩いて来たのがバカを見た感じである。
ダムの天端から見た日ヶ奥池の上流側を見る。
同じくダムの天端から下流側を見ると田植え前の田んぼが広がっているだけだった。
ポツンと停まっているのは自車である。
踏み跡を進み、振り返りダム堰堤を見る。
左岸には踏み跡があったので、これで日ヶ奥池を
周回出来と思ったのであるが・・・
踏み跡はしばらく続いていたが、徐々に無くなって行く。
踏み跡は古い倒木で塞がれていたが、通行には支障無かった。
藪原では無いので、時間は掛かるが前進して行くことは出来た。
その内、踏み跡は消滅してしまった。
ここで引返すのは悔しいので、適当に左岸を進み続ける。
岸に下りてダム側を見てみる。
薮扱きではあるがイバラ等が無かったので
比較的楽な藪扱きであった。
まだ、日ヶ奥池の最奥は見えていない。
池の最奥部が見えて来ると、右手に林道跡らしい広い部分が見えて来た。
かつてはここに林道の土手が通っており、その下に土管が設置され
沢水が通っていたのであろうが、水害で跡形も無くなっていた。
林道跡だと確認出来たが、直ぐ先で崩落して無くなっていた。
池の最奥から見たダム堰堤。
形の良い山は標高236mの無名山であった。
林道跡は直ぐに林道に出られたが、ゲートが張られていた。
対岸には林道跡が続いている様だったので、迂回して対岸に辿り着く。
右岸には車が通れる林道が通っていた。
林道へのゲートは人は通れる様に両側には隙間があった。
まさか車で林道跡に入ろうとする人はいないでしょう。
陽当たりの良い個所では雑草が茂っていたが、
車での通行には問題なさそうだ。
地道の林道ではあるが、今の所、問題は無さそうだ。
ダム池を1周して堰堤部に戻って来る。
車で来るんだっただったと後悔しながら車に戻って行く。
堰堤ゲート手前の駐車スペースを見る。
散策41分で車に戻り、対向車が
来ない事を祈りながら国道に向かう。