岐阜県中津川市付知町

2017年06月09


日本の滝百選に戻る

Road Map :中央道を中津川ICで下りて、R257からR256を北上し、付知川沿いの県道
            486号線に入り、道標に従って付知峡の無料駐車場に向かう。
Route Map:駐車場から遊歩道に入ると順路番号が振ってあるので、それに従って滝見する。
日本の滝百選』  狭い範囲で3つの大きな滝を見ることが出来た。
ウィキペディアから
 木曽川支流、付知川の源流に位置する。付知川は青川の異名を取るほど澄み切った清流で名高く、御嶽山の南麓に源流を持ち、不動滝・高樽滝の他にも、大小問わず無数の瀑布が見られる。
一帯は手付かずの原生林が残されており、山紫水明の彩りを見せる。東濃有数の峡谷で、県を代表する紅葉の名所としても知られるほか、春にはシャクナゲ・ヤマザクラ・ツツジ・ヤマブキなどの花が咲き競い、花の名所としても名高い。裏木曽県立自然公園に含まれる。
「森林浴の森日本100選」「岐阜県の名水50選」「飛騨・美濃紅葉33選」に選定されており、奇岩が重なりあって大渓谷をつくる不動渓谷がメインスポットである。
民宿、バンガロー、キャンプ場、バーベキュー用の施設があり、渓流釣りも楽しめる。
付知峡
中津川周辺には渓谷、名瀑が多く、これまで色々巡って来たが、付知峡は狭い範囲に大きな滝が凝縮されていたので、楽して滝見出来る良い所だった。但し、こんな綺麗な渓谷にヒルが居るのは予想外だった。
滑り易い滝壺の岩盤
水量の多い滝壺周辺は霧雨の様に滝飛沫が待っているので、岩にはコケが生えていない様に見えても、何がしの滑り易いコケが生えていたのだろう。大転倒だったので大きなケガが無かったのは幸いだったが、立入禁止の場所でケガでもしていれば、説教だけでは済まなかっただろう。
高樽の滝を見逃した
付知峡の近く、付知峡の上流に”高樽の滝”があることを帰宅後に知った。大きな滝らしいので勿体無いことをしてしまった。
付知峡
今回の主な目的は日本の滝百選である”根尾の滝”であるが、周辺には有名な渓谷、滝が多いので時間の許す限り、それらを巡ってみたいと思う。
つけちきょう
散策時間:周回54分
観音滝
不動滝
仙樽の滝
付知峡の無料駐車場はやたらに広く、観光バスも入って来る様だ。
平日でまだ朝も早いので観光者は誰も来ていない。
気温14℃、6時43分に駐車場を出発する。
県道486号線からはキャンプ場への道標が多く、判り難い。
どこをどう歩いてよいのか判らなかったが、しっかりした道標があったので、これに従うことにした。
付知峡への遊歩道はお食事処の前から始まっていた。
遊歩道の直ぐ脇に落ちていたのが”観音滝”だった。
道標には順路番号が振ってあったので、1番から順番に巡ってみる。
遊歩道から”観音滝”の側面、その先の渓谷を見ることが出来た。
”観音滝”からの滝水は、そのまま”不動滝”に続いていた。水量多く、滝壺に轟音が響き渡っていた。
”不動滝”の滝壺からの下流部を見る。陽が射していなくても充分に綺麗な沢水だった。
遊歩道を進んで行くと”観音滝”を正面方向から見ることが出来た。
道標に従って”仙樽の滝”へ向かう。
この沢水の100%が”観音滝”と”不動滝”に流れ込んでいる。
吊橋の上から見えた無名滝。この大きさで無名滝と言うことはない
と思うが、どこにも滝名は表示されていなかった。
後日談になるが、実はこの滝は反対側から見た ”観音滝”だった。
雰囲気の良い”吊橋”を渡る。 しっかりしており揺れは少なかった。
”立入禁止”で厳重にガードされていた。滝見に来て、あぁそうですか!で引き上げる訳には行かず、自己責任で立入させて頂く。
”仙樽の滝”への入口にある東屋に着くと・・・
一つ目のガードを立ち入ると、更に進入禁止のゲートが出て来た。
同様の理由で先に進んでみる。ここからはまだ滝は見えていない。
立入禁止の理由である落石はまったく無く、滝が見える所まで近付くことが出来た。
所がここから先の岩がびっくりする程滑るのだ。 登山靴を履いていても鉄板の上のオイルを撒いた様によく滑る。
立入禁止の理由をこのよく滑る岩にするべきだ。 岩が滑るのを判っているのに、両足が宙に舞う大転倒をしてしまった。
幸い、後頭部は打たなかったが、背中を強打した。 その後ももう一度大転倒して胸を打ってしまった。
沢靴を履かない限り、滝には近付かない方が無難である。
スッテンコロリンしながら近付いた ”仙樽の滝”は大迫力の滝姿だった。
戻りは転ばない様に更に慎重に歩く。
吊橋から見た渓谷の上流側。
2つ目の吊橋を渡る。
”進入禁止”と書かれていると行ってみたくなる。
この岩盤は滑ることのない普通の岩盤だった。
進入禁止に入っても、別段、特別な展望が
ある訳では無かった。
石畳み道が整備され、疎水が流れる雰囲気の良い遊歩道。
遊歩道も戻りの道に入る。
”シャクナゲ”の花色違い。
店終い寸前の”シャクナゲ”が咲いていた。
ゆったり周回54分にて広い駐車場に戻る。まだ1台も車は来ていない。
林の中に木道の遊歩道が縦横に伸びていた。夏には花見が出来る様だ。
靴を履き替えようとすると、有り難くないお土産に気付いた。
綺麗な渓流にも居るんだ。 慌てて全身のヒルチェックを行うが、
この1匹以外は見当たらなかった。 それにしてもよく痩せている。
'17年、岐阜県の渓谷、滝巡り
   06/09:付知峡 ⇒ 三ツ滝仙人滝宇津江四十八滝大倉百滝
   06/10:唐谷滝 ⇒ 根尾の滝 ⇒ 恵那峡