島根県隠岐の島
ウィキペデアから
島後東部に突出した崎山岬に位置し、一帯には隠岐地方随一の多島海風景が見られる。 島前の国賀海岸と比較すると規模は大きくないが、小島、岩礁の密度が高い。
赤褐色の流紋岩、安山岩、堆積岩が混在しているため、地肌が赤褐色であるのが特徴。 小島には老松が潮風に耐え、逞しく生育しており、それが多島海風景と相まってさながら山水画のような美しさを見せる。
Road Map :R485を布施集落まで走る。
Route Map:遊歩道入口の駐車場から海岸沿いの道を歩く。
『隠岐の島観光名所』 岬先端までは距離があり高低差も大きかったが、綺麗な海岸美を展望することが出来た。
散策時間:周回1時間14分
浄土ヶ浦は今回の隠岐の島観光としては目玉であるが、海岸沿いの遊歩道は海苔田ノ鼻と同じく崩壊の為、通行禁止となっていた。
そんなので怯んでいては何処にも行けないので進入してみるが、
2回目の通行止め個所で、余りにも危険そうなので引き返した。
ミモザキャンプ場の駐車場から海岸沿いの遊歩道に入るが通行禁止だった。
浄土ヶ浦海岸
流石は島後で一位二位を争う名勝だけに、風光明媚な海岸を見せてくれた。
半面、通行禁止の遊歩道はデンジャラスで面白いが、素直に通行禁止には従うべきと思う。
やっと山歩きが出来る
滝見と海岸線散策を一通り終えて、これから隠岐の島最高峰の大満寺山に向かう。 最高峰と言っても標高は608mしかなく、楽な山歩きとなりそうだ。
'16年隠岐の島の観光
じょうどがうら
キャンプ場を抜けると直ぐに ”浄土ヶ浦海岸”で出る。
ここから右側の遊歩道に入って行く。
Ⓟの駐車場にあった遊歩道地図。
8時56分に浄土ヶ浦に向けて歩き出すと小雨が降って来た。
海岸に沿って遊歩道が伸びており、道すがら海岸美を楽しむことが出来た。
日南海岸の鬼の洗濯岩の様に何枚ものプレートが重なった様な岩になっていた。
”海苔田鼻”に続いて、ここも通行禁止となっていた。 落石の危険が
あるためとなっているが、そんなことで怯む訳には行かない。
遊歩道は岬を山越えする様に登って行く。
見る角度に寄っては ”カタツムリ”にも”ラクダ”にも見えたが、
”ローソク島”の名前が付いているらしい。
次は本気モードの通行禁止看板が出て来た。
どんな状態なのか様子を見たいので、ここも進入させて貰う。
長らく通行禁止だったのか、遊歩道は草ぼうぼうの状態になっていた。
尾根からの道に合流するのはこの直ぐ先であるが、この先、
崩落しており、Tシューズでは無理と判断して引き返すことにした。
通行禁止看板からの遊歩道は落石で痛み付けられていた。
遊歩道を引き返しながら ”浄土ヶ浦”の海岸を愛でる。
”ローソク島”とはこれでお別れとなる。 こんな海で素潜りをしてみたいなー
駐車場近くまで戻り、灯台に向かう尾根筋の遊歩道に入る。
こちらの遊歩道からは展望が得られないかも知れない。
遠回りして39分で ”崎山岬灯台”に着く。 ここからも展望が得られ
なくはないが、殆どが樹林で覆われて写真に撮る程の展望ではなかった。
ピッチが大きく歩き難い階段道を上る。
遊歩道途中からの得られた景観。
この崖の下には途中で諦めた海岸沿いの遊歩道が見えた。
”崎山岬”に行きたく灯台のあった最高峰から鞍部に下って行く。
素晴らしい景観であるが、やはり、この天気、見通しの悪さが気に食わない。
”中村集落”付近は松枯れ病で全滅だったのに、5km程しか
離れていない ”布施集落”付近の松は何ともなっていなかった。
階段道をどんどん下って行く。 帰路はこの階段を
上りたくないので、集落の道で戻ることを決めていた。
”崎山岬”への登り途中から振り返り見ると、
トラバースしている遊歩道が見えた。
遊歩道には倒木が覆い被さり、ついさっきの状況が思い出される。
”崎山岬”の先端は展望所となっていた。
おいらの経験では左下側の岩礁帯が素潜りポイントになる。
岬の先端は粘土が雪庇状態となっており、これ以上、前に進むのはキケンだ。
青空の広がる真夏に来るべきだったか。
灯台への登り道を嫌い、漁港側への道で下ることにする。
”布施漁港”側への遊歩道は良く整備されていて歩き易かった。
いわれがあるのか、変な名前を付けられた”ガタガタ島”
漁港に下り立ち、1台の軽トラに目を奪われた。 荷台には冷蔵庫が積まれており、サザエ、アワビの専用販売車となっていた。 グラム単位の販売なので高いのか安いのか判らないが、多分、相当安いのだろう。
因みに昨夜、民宿に頼んだサザエの刺身は1ヶ200円だった。
集落の中の舗装道を歩き、1時間14分にて駐車場に戻る。
集落の中の道は遠回りになると思ったが、かえって近道だった。