島根県隠岐の島
島根県のHPから
登山道入口から中谷駐車場までの1.7kmの登山道が整備されています。この大満寺山一帯は、貴重な野生動植物の宝庫となっています。
また、途中には屏風岩といわれているおよそ80mの柱状節理が発達した断崖や、トカゲ岩といわれる切り立った断崖面を全長35mの巨大なトカゲがよじのぼっている奇異な光景を見ることができます。
標高差:101m
累積標高差:338m(大満寺山含む)
『隠岐の島の山』 低山ではあるが岩稜が険しく、目の前に屏風岩を見ることが出来る面白い山だった。
わしがみね
大満寺山を下山後はそのままシームレスで鷲ヶ峰に登る。鷲ヶ峰に登ればトカゲ岩が見えるかも知れないと思っていたが、それは叶わなかった。しかし、高原高原側へ更に歩けばトカゲ岩が見えたのかも知れなかった。
鷹ヶ峰、屏風岩
大満寺山より標高は低いが、山としては鷲ヶ峰の方がはるかに面白かった。 予備知識が乏しく、鷲ヶ峰からトカゲ岩が見れるものと思い、高い方の鷲ヶ峰にも行けるものと思っていたのが誤算だった。
トカゲ岩を見に行く
歩いてでも行ける直ぐ近くであるが、車で行くとなると一旦、布施集落まで下りて違う林道を上り直す必要があった。
'16年隠岐の島の観光
登り:24分、下り:23分、コースタイム:57分
道標もしっかり立っており、登山道も歩き易そうだ。山頂までの
距離は0.6kmと書かれており、大満寺山と同じになっていた。
大満寺山を下山後、駐車場でお茶休憩をして
11時26分に鷲ヶ峰へ登り始める。
大満寺山と同じくツバキの木が多い。
常緑樹林帯の中の穏やかな道を進んで行く。
最近、設置された様な手摺りが出て来た。
この先はちょっとした展望地となっていた。
険しい道となり、良い感じになって来た。
天気も良くなって来て展望地からはマシな展望を
得られることが出来たが、それでも見通しは悪い。
ひと登りすれば21分で ”鷲ヶ峰”(555m)に着く。 ピーク感はまっ
たく無く、展望も無かった。 ここが神原高原への分岐となっているが、神原高原がどこにあるのかが判らなかった。
登山道は登山道らしい荒れた道になって来た。
直ぐ近くに展望岩があったのでよじ登る。
山頂からの展望には満足出来ず、28m先に ”屏風岩”の
ビューポイントがあると書かれていたので行ってみる。
おおっ! 展望岩からは目の前に”屏風岩”の大迫力の景観を見ることが出来た。俺の勘違いでこの
屏風岩の一郭に ”トカゲ岩”があるものと思い、2人で一生懸命に探すがトカゲ岩は見付からなかった。
展望岩から更に踏み跡があったので、トカゲ岩を見たい思いから踏み
込んでみる。(トカゲ岩を探しても、ここから見えないのであった)
岩峰にぶち当たったがロープの設置があったので
登ってみる。 グリップが良く登り易かった。
岩峰のてっぺんからは先ほど登った大満寺山が見えていた。見通しは少し良くなって来た。
ピークには二人がやっと立てるスペースしか無く、お互いの体が触れて落としっこになると怖いので、一人ずつ順番に登って展望を楽しむ。
次の岩峰が曲者であったが、ここにもロープの設置が
あったので登ってみと、反対側は垂直の絶壁だった。
展望岩から更に近い位置で”屏風岩”を見ることが出来た。 地図上ではこのピークも”鷲ヶ峰”(560m)と
なっており、行ってみたいのであるが、この先は垂直の崖であり、ここからは行けなかった。
ここからもトカゲ岩を探すのであるが、屏風岩にトカゲ岩はないので当然見付からないのだ。
ロープ場で遊べて大満足で下って行く。
岩峰を下って、下山に入る。
トカゲ岩を見ないままの下山となってしまったが、これでは気が収まらないので、トカゲ岩展所の中谷駐車場へ車で行くことにする。
神原高原への分岐に戻り、トカゲ岩を見たいので神原高原へ行くことをガイドさんに提案したが、ガイドさんからは本当に行けるかどうか判らないので却下された。
ここではガイドさんに従ったが、これが那智の滝を含めて最後まで後悔することになった。
下山23分で登山口の駐車場に戻る。こんなに往復が短時間なら
神原高原に行くべきだったなー。 後悔先に立たず!であった。