北海道夕張市滝ノ上
Road Map :国道274号線上の滝ノ上付近に千鳥ヶ滝への道標あり。
Route Map:2つの橋を渡る遊歩道で周回する。
『 北海道の滝 』 滝百選以上に感激出来る特異な形態の滝に出合えることが出来た。
千鳥ヶ滝
夕張川の流れをそのまま滝にしているのだが、滝の幅の左と右で構成ががらっと
変わる風変わりな滝。向かって左側はまとまった数段の流れを構成し、右側は爪で
切り裂かれたような岩の隙間を水が流れ落ちる。
基本的に滝上には近付くことは困難のようで、観瀑台を兼ねた吊橋から観瀑するこ
とになる。 左岸にある滝見所は老朽化で現在、立入禁止となっている。
千鳥ヶ滝
水量の多い独特な形態の滝を見ることが出来て感動ものであった。しかも夕張メロンの試食も出来るラッキーな所だった。 秋の紅葉時が更に素晴らしいらしい。
更なるビューポイントを探しながら遊歩道を2周もしてしまった。
千鳥ヶ滝 (落差10m)
最終日の滝見予定は ”千鳥ヶ滝”だけであったが、途中の夕張市街近くの滝見で時間を潰した。
ちどりがたき
大きな声で言えないが、立入禁止の遊歩道、滝見所にも入ってみた。
滝の上公園
これは駐車場にあった滝ノ上公園の散策地図。 夕張物産センターでは夕張メロンを試食することが出来た。
遊歩道の ”立入禁止”はおいらが書き入れた。 木道が老朽化しているだけで歩くのには問題なかった。
駐車場から遊歩道を少し歩くと ”滝の吊り橋”に着く。
この橋の上が滝見所となっている様だ。中学生の団体が来ていた。
滝ノ上公園の駐車場に車を停める。 この季節、どこに行ってもガラガラだった。
橋の上から見た ”千鳥ヶ滝”の全景を見る。 上流にダム湖がある関係からか、川水はそう綺麗くはなかった。
落差は10mであるが、滝の良さは落差では語れない。 左側と右側で形態が違い、分けて見れば2つの滝として見ることが出来る。
滝上に行く道を探してみたが、滝上に行けたとしても、この水量では滝口まで行けそうにない。
千鳥橋までは快適な遊歩道が続いていた。
左岸側には遊歩道が整備されていたが、川沿いに行く遊歩道は朽ちていて通行止、
立入禁止となっていたが、滝見所まで行った所で橋の上程の展望は得られなかった。
”千鳥橋”に着く。 この橋の上からは ”千鳥ヶ滝”は見えないが、
下流側に ”竜仙峡”の一郭を見ることが出来た。
地層の状態からかなりの地殻変動があったのよく判る。
千鳥ヶ滝周辺の堆積岩は学術的にも注目されているらしいが、
内容は難し過ぎて判らない。
手前が ”竜仙峡”で狭くなった所が ”竜仙渕”の様だ。 水の透明度の悪さが残念である。
'18年北海道の滝巡り