兵庫県洲本市鮎屋
『日本の海岸、湖』 淡路島へは交通費が高く付くので、1日でダムカード、ため池カードの計10枚をゲットする予定。
鮎屋川ダム(ウィキペディアから)
鮎屋川ダム(あゆやがわダム)は兵庫県洲本市の、洲本川水系鮎屋川上流部付近に建設されたダム。ダムの近くには鮎屋の滝がある。 滝周辺には遊歩道も敷設されており、そこを訪れる観光客も多い。
鮎屋川ダム湖一周ウォーキング
鮎川ダムの下流部には淡路島では有名な鮎屋の滝があり、過去、鮎屋の滝には2度訪れたことがあるが、上流にある鮎屋川ダムのことは何も知らず、行ってみたいとは思ったことがないが、ため池カード発行の対象ダムだと知り、他のダム、ため池と同様にまとめて訪れることにした。
鮎屋川ダム湖の上流側に大城池があり、ため池カード発行の対象にはなっていないが、周回路があるなら一周しようと思っていたが、幸い周回路は無く、助かったの思いであった。
あゆやがわダムこ
Road Map :県道534号線を南進すると鮎屋川の右岸側に到達する。
Route Map:鮎屋川ダム湖を一周する途中で大城池と大城の滝に寄る。
周回距離:5km(寄り道あり)
周回時間:1時間42分(寄り道あり)
大城池
鮎屋川ダム湖は周回路があり一周出来たが、大城池には周回路が無かった。
鮎屋川ダムのダム下流に行くにはオニオンロードを潜って行く。
この橋が観光名勝になりそうな綺麗な橋だった。
ダムの下流側は公園の様に整備されていたが、駐車場は無く、
適当に路肩に車を停めて、早朝の5時12分に歩き始める。
昨夜は結構な雨が降ったが、残念ながらまったくオーバーフローは見られなかった。
ダムを下流側から写真を撮って、車で上流側に行く予定であったが、
ダムの両サイドの階段道が開放されていたので、歩いてダムの上流側に行くことにした。
ダムの施設横から階段道が始まっており施錠はされていなかった。
ダムの正面から管理道でダムの右岸側(左側)に廻り込む。
階段道の最後は扉で封鎖されていたが、幸い施錠はされておらず、
簡単にダム上部に出ることが出来た。
体力的には辛い階段を上って行く。
心配なのが、最後にフェンス等で立入禁止されていることである。
ダム管理所の下側に出る。
県道534号線は昨夜の雨でまだ濡れていた。
ダムの天端は車止めされていたが、立入禁止の看板は見当たらなかった。
左岸側を見ると道路ある感じには見えなかったが、
地図には道路が描かれているので何らかの道路はあるのだろう。
天端から鮎屋川ダム湖の上流側を見るが、奥深くは蛇行しており、南端までは見えなかった。
同じく、天端からダムの下流側を見る。 車は道路の左奥に停めている。
北方向正面に兵庫100山の先山(448m)が見えていた。 過去3回登ったことがあるが、
山頂まで車で行ける山で、山頂部は千光寺の敷地となっていた。
天端の西端、左岸側には道路のガードレールが見えていた。
天端の西端から振り返り東端のダム管理所を見る。
左岸路を少し歩いて振り返りダムの堰堤を見る。
左岸側には荒れ気味ではあるが林道風の道が通っていた。
無名橋を渡る。
左岸路を進むにつれて道幅が広くなり、
しっかりした林道になって来た。
ダム湖側は樹木が茂り、湖水が見える個所は殆ど無かった。
離合出来ない巾の狭い林道になって来たが、
最近のタイヤ痕は見られなかった。
ダム湖最奥の左岸側の橋を渡る。
直ぐ左側はダム湖であるが、ダム湖は殆ど見えなかった。
ダム湖の最奥と鮎屋川の接続部からはダムは見えなかった。
茂みの奥から大きな沢音が聞こえたので、藪の中に入って見ると
立派な滝が流れ落ちていた。 立っている所が2m程の崖上だったので、これ以上、沢に近付くことが出来なかった。
ここには無いはずの滝を見た後は直ぐに県道に出た。
道標は無かったが、右の登り方向が大城池だと思われた。
お目当ては大城池の周回と大城の滝であるが、
果たして両方を満足することが出来るのか?
直ぐに大城池の天端に着く。 大城池はため池カードの対象にはなって
いないので、来る必要は無いのだが、ダム巡りの一環として来てみた。
大城池への県道を上って行く。
歴史的には鮎屋川ダムより先にあったダムらしい。
左岸(右側)には県道のガードレールが見えているが、果たして右岸にも道はあるのか?
ダムの天端から下流側を見ると、鮎屋川沿いに大城の滝へ行ける林道が見えていた。
天端の右岸側から振り返り大城池ダムの堰堤を見る。
排水路には水が流れおらず、昨夜の雨では追い付かなかった様である。
右岸側にあったダム池の吐出口。
水位は吐出口に達していないので今日の大城の滝は幻に終わる。
しっかりした鉄橋を渡り、右岸路に入って行く。
地図によると途中まであるはずの右岸路は荒廃しており、藪扱きまでまでして
進む気にはなれず周回は諦めた。 正直、周回出来ずに助かったと思っている。
引返して大城の滝を上部から見る。 落差10m、総落差20mの大城の滝はダムの
オーバーフロー水なので余程の大雨の後でないと見ることが出来ない幻の滝の様だ。
不思議な橋があったので確認してみると古い水路であり、
今は水は流れていなかった。
鮎屋川ダムに戻り、県道を歩いていると、
眼下に公園風の広場が見えたので湖岸に下りてみる。
2つの滝が見られたが、どうもこの滝は
林道付近で見た無名滝の下流の様であった。
鮎屋川の対岸に滝が流れ落ちていたが、鮎屋川を渡る事が
出来ずに対岸から遠目で見るだけに終わった。
県道からも湖岸が見られる所は殆ど無かった。
右岸道路である県道を鮎屋川ダムへ戻って行く。
県道沿いに温泉施設があるのは知っていたが、現実は大きく違っていた。
50L/100円の温泉水の自動販売所であった。
50Lと言えば50kg、安いが持って帰るのが大変だ。
びっくりする程に小さな建屋で、これが温泉? と面食らった。
開放されている管理階段道をダム下へ下る。
鮎屋川ダム湖一周を終えてダム管理所に戻って来る。
早朝と比べて少し天気が良くなって来たので、再度、鮎屋川ダムを撮る。
オーバーフローから水が流れ落ちる姿は梅雨に入ってからか?