兵庫県南あわじ市神代社家
『日本の海岸、湖』 上田池までの道が狭くて離合出来ない道だったので一気に印象が悪くなった。
上田池ダム ダム便覧2021のHPから
石積みのダム:農業用のコンクリートダムとしては古いもの。 表面が切石布積みのダムで風格があってきれい。 土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選
」に選定されている。
優れたデザイン:石造りの洪水吐、天端高欄など装飾的なデザインが、品格を感じさせ、美しい。最近のダムには見られないもののような気がする。
天端は道路:天端が道路であることは珍しくはないが、こんなに古くて狭いのに、車が通れるようだ。
上田池ダム散策
まずは上田池に至る林道(農道)の道幅が狭く小型車で一杯一杯の上、離合出来るスペースがまったく無かった。 田舎道なので対向車は滅多に来ないと思うが、もし対向車と出会ったら心優しい人が長くバック走行する必要があった。
ダム堰堤の周辺には駐車スペースは無く、林道を少し進んだ空スペースに車を停めてダム堰堤まで歩いて戻った。
うえだいけダムさんさく
Road Map :R23の円行寺交差点から県道535号線に入り、神代社家地区
で道標に従う。 地元民に池の場所を聞く方が早いかも。
Route Map:地図には途中までの左岸道路が載っていたが、厳重な柵があり、
道も荒廃していそうだったので、左岸路は諦めた。
散策距離:0.8km(早々にリタイヤする)
散策時間:12分
左岸道は荒廃、もしくは無くなっていたが、右岸道は舗装道が続く。
右岸道は道が狭い上に樹木で展望が無いので奥に行くのは止めた。
池側は道幅ギリギリまでガードレールで、反対側は溝に
なっていたので、対向車が来ると離合出来ない道路であった。
ダムの堰堤近くには駐車スペースが無かったので、
少し南に走り駐車スペースを見付ける。
ダムに向かって歩いている途中で樹木の隙間からダムの堰堤が見える場所があった。
ダムの造りは先程見た成相池の古いダムにそっくりだった。
古い石積みのダムはノスタルジックで味がある。
ダムの天端は車でも走れる様になっていたが、
林道と同様に幅が狭く離合は無理である。
天端から下流側を覗いて見ると、水路が曲がった変な形状となっていた。
下流側に見えるお洒落な建屋(右側)は浄水場の様である。
山間に海が見えている感じがするが、確証は無い。
ため池だとの印象があったので実際に上田池を見ると、やたら広い感じがした。
ダムの天端からだと左側の最奥部が見えていない。
天端の左岸側(東側)に着くと様々な記念石碑が立っていた。
左岸道路はあったが、直ぐ先でフェンスが張られており、
藪扱きで周回するのも辛いので、上田池の周回は止めておく。
公衆便所の様なダム施設。
ダム池の周回は諦めたので、天端を戻り、素直に車に引き返す。