島根県隠岐の島町
日本の滝百選
隠岐の島の日本の滝百選に入っている”壇鏡の滝”に行きたく計画していたが、山友の隠岐の島に観光に行きたいとの思いから同行して貰うことにした。
”壇鏡の滝”だけなら充分、日帰り出来るのであるが、島後を一周する観光が入ったので民宿で一泊して新鮮な海鮮料理を食べることにした。
観光がメインになりそうなので民宿、レンタカーの予約から全ての計画を山友にして貰い、滝見以外は口出しせずに、山友の計画に従うことにした。 石垣島では1,300円の素泊まりをしたことがあるが、食事付の宿(民宿)に泊まるなんて何十年振りだろうか。
Road Map :加古川から中国道、米子道を走り、松江市の七類港からフェリーに乗り島後の西郷港に渡る。
Route Map:隠岐の島の島後を右回りに1周して滝見、観光、山歩きをする。
隠岐の島 島後観光1日目
隠岐の島 島後観光2日目
七類港のターミナルは飛行場のターミナルの様な2階から船に乗り降りするタイプであった。
七類港からのフェリーは9:00発〜11:25着の2時間30分の航海時間となっていた。二等船室での片道は2,920円、因みに往復割引は無し。
駐車場は無料で、これは助かった。
貧乏人の憩いの場、二等船室。枕は無料であるが毛布は30円のレンタルとなっていた。ここでゴロゴロと2時間半を過ごす。
七類湾の出口付近の海岸美も中々のものであった。
流石は日本海、綺麗な島々を展望出来たが、この後、しばらくは海しか見えなくなる。
隠岐の島 西郷でレンタカーを借りて、まずは日本の滝百選に入っている壇鏡の滝へ向かう。
その後は右回りに観光しながら西郷の反対側の中村集落に向かう。
航行2時間程で隠岐の島 島後が見え出し、どんどん近付いてくる。
一番のショックだったのが、この見通しの悪い天気。
中国大陸からの黄砂に付け加え、PM2.5が相当濃いらしい。
西郷港が近付くと明日登る予定の”大満寺山”が見え出した。
低山ではあるが、これが隠岐の島の最高峰であり周囲に高い山が
無いので大きな山に見えた。
早速、レンタカー屋で軽四を借りる。 27時間で9,500円、2人で割れば安いものだ。 相棒の運転で島巡りを始めるが、パワーが無くまったく走らないとぶつぶつ言っていた。
”ベタ踏みでも走らない”と言う言葉を久し振りに聞いた。 レンタカー屋は結構、繁盛していた。
島を半周して中村集落にある民宿 浜田屋に着く。ここは釣り宿がメインらしく、大きな青物の魚拓が沢山張ってあった。夕食前にお風呂に入るが、二人は入れない小さな家庭風呂だった。大きな風呂もあるらしいが今日の客は我々二人だけなので大きな風呂は沸かしてくれなかった。
中村集落には漁港があり、新鮮な刺身が期待出来る。
当てがわれた部屋は民宿らしい六畳間。敷布団が薄い煎餅布団だったのでそれだけが不満だった。夜中は突風が吹く大嵐となったが、朝には上げっていた。
夕食は期待通りの新鮮で美味しい刺身がメインだった。これに何の魚か判らなかったが美味しい潮汁が付いた。相棒がサザエの刺身を食べたことがないと言うので追加で頼むと5個分で千円だったので安いとは思う。腹いっぱいとなり魚のフライまでは食べ切れなかった。
夕食はおかずが多くてごはんは一杯しか食べれなかったが、朝食は生卵と味付け海苔でごはんを3杯お代わりした。
民宿の夕食
島に到着した時に民宿から確認電話があり、その時に”よくく食べますか? ”と聞かれ相棒は ”よく食べます。”と答えてしまっていた。
民宿も他に客が居ないので調子に乗って一杯出してくれたので量が多く食べ切れなかった。 相棒が ”よく食べる”と言ったものだから残しては行けないと無理やり食べていくと最初の美味しい感じが無くなり
苦しい思いに変わってしまった。 俺に取ってはイサキの刺身とごはんだけでも良かったのだ。 反面、朝食はシンプルで美味しかった。
釣り宿なのに朝食は8時からしか出来ないと言うので、朝食までの間、予定外の民宿から直ぐ近くの”海苔田鼻”の岬を散策する。